2008年5月24日土曜日

後期高齢者健康保険

早い話が高齢者の医療費を圧縮しようという話でしょう。
その根幹は無駄な診療(今の政府はそう思っている)をなくすために金を取れば無駄な診療が減る・医者に掛からなくなる→医療費削減が出来る。
この考えが根幹にある限り保険負担は多くなるのです。
何年か前までは世界に誇れる健康保険制度と云っていたはずなのがどうしてこうなったか?
やはり何か裏があります。
日本の薬剤費と医療材料費が異常に高いのです。
医者に掛かるとたいてい薬を貰います(買わせられます)。この薬が医者や政治家の儲けに繋がっていると勘ぐるのは私だけでしょうか。
本来保健医療は同じ効能なら技術開発などにより安く使えるモノを使うことになっています。特別な場合を除いて保険で金歯は使えないことはご存じでしょう。
世界一高いと云われる薬剤費・保険でもしっかり高い薬剤が使われています。金歯のように目立たないからでしょうか?
ジェネリック薬品というモノがあります。特許切れになった薬剤をマネして作ったモノです。
これはいい加減なマガイモンなんでしょうかそれとも効能は変わらないモノなんでしょうか。厳しい製造許可の元作られている由緒正しいモノです(そう信じてます)
医者は特許品を使うかジェネリックを使うか選ぶことが出来ます。
本来は患者が選ぶべきモノですが医者に言われれば断れないのが人情です。
当然、裏の繋がりがある特許品を使います。バックマージンとか大量のサンプル品とかよく聞く話です。私にはそれを確認する能力は有りませんが火のない所に煙は立たないと云う言葉があります。
保険診療はジェネリックが出た時点で自動的にこれに切り替えられるべきです。そうなれば特許品も適正な値段に値下げされるのです。そして薬剤費が圧縮されるはずです。
ところが、開発には膨大な費用が掛かるとか変な圧力が掛かるのです。膨大な開発費に報いるために特許制度があるのでそう言うことはおかしいのです。
バックマージンや大量のサンプルにお金が掛かるというのが本筋なんでしょう。もちろん政治献金も含まれます。
だからジェネリックは日本で普及しないのです。医療材料費も同様です。
ここにメスを入れれば保健医療にも余裕が出るはずです。
何しろメシの代わりになるくらい大量の薬を買わせるのですから!

0 件のコメント: