2008年5月9日金曜日

好印象の会社

今時珍しい対応の良い会社です。
本来特別に評価するほどのことではなく昔はどの会社もこの程度の対応はしてくれたのですが。
その会社は「マキタ」、すべての営業所が良い対応だと思うのですが。
マキタのヘッジトリマと呼ばれる植木用のバリカン?購入してから7~8年たつでしょうかもう既にカタログにはない商品です。
使用中急に異音がして作業中断。分解してみたらギアの一部が欠けていました。新しい傷と古い傷、これは交換しなければ成りません。
以前にもマキタの電動工具のパーツを買って治したことを思い出しホームページを検索し電話をしてみました。
「部品を間違えるとご迷惑お掛けしますからfaxが有れば分解図を送ります。それで部品を確認して下さい」
程なくfaxが届き部品を確定しました。早速電話、しまった担当者の名前を聞くのを忘れた!
案の定、電話の相手は違う人。
たらい回しされるのを覚悟で部品購入の内容、部品番号を告げると、事務的ではありますがてきぱきと「明日午前中に入荷します。発送しますか」
近くだったので名前と電話番号を告げ取りに行くことにしました。翌日「只今入荷しました。いつでもお渡しできます」別の係員から電話がありました。
営業所を訪ね名前を告げると件の部品が用意され購入できました。
マキタの対応特別丁寧でもなく普通の応対でしたがこれが凄く嬉しく感じられたのです。

実は最近どこの会社も部品購入に対し対応が非常に悪くなっているのです。以前はほとんどの会社が交換部品を販売してくれました。古い商品で部品がないときは代換え部品の検討をしてくれた会社もありました。
それが最近、対応の良かった所も一切販売しないように変わっているのです。
どうやら製造物責任法(pl法)の影響のようにも思うのです。自分で修理すると見当違いの修理をして高いモノに付くこともありますがうまくできたときはその商品に愛着を感じ末永く使う気持ちが沸いてきます。
自分で修理すると保証の対象外に成ることは承知しています。うまく直らないことも有ります。
クレーマーと呼ばれる無理難題を押しつけるお客もいると聞きますがそのせいでしょうか。
大手の電器メーカでは聞く耳を持たない対応をしています。その会社は過去にはとても対応の良い会社でヒット商品を次々と世に送り出していましたが最近はあの会社は故障したとき対応が悪いからと敬遠する友人も多くなりました。ところがその会社アメリカでは部品提供をしてるのです。アメリカの友人に頼んで部品を手に入れた人もいます。
もっとも、アメリカで部品供給をしなかったら誰も買う人はいなくなるでしょう。そのため日本では対応しない会社もアメリカでは対応するようです。
以前インタネットのない時代アメリカからコンピュータを買ったことがありました。とても手間が掛かりますけど対応がよく気に入ってましたが日本支社が出来たとたん部品提供をせず直轄修理以外受け付けなくなりました。まもなく評判がた落ちでその日本支社は消滅したのです。
pl法の詳細は知りませんが消費者を守る法律と思いましたが違う方向に向いているような気がします。
最近出来る法律はどうもおかしな法律が多いように思います。よく考えずに作る法律に迷惑しているのは困ったことです。

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