2012年8月18日土曜日

悪のり・絹糸湿度計

気象観測に気がいって悪のり・湿度を簡単に測れないか?
もちろん秋葉原へ行けばそれなりの材料が見つかります。造らなくても完成品もあります。高いものではありません。
いつもなら直ぐに飛び出し秋葉原へ・・・でも灼熱地獄の秋葉原へ行くのは・・・

閃いたのは毛髪湿度計もどき!
髪の毛が湿度によって伸び縮みする、その変化で湿度を検知する。
何か代用品は・・・思いついたのは絹糸です。
 絹糸は湿度に敏感で加工現場ではいつも湿度を気にしているのです。
絹糸を1mほど、錘の代わりに大型のワッシャーをぶら下げて様子を見ました。
今日念願の雨が降ったのですその時、錘は5mmくらい下がっています。
後ろの紙に印が付いているのですが何とも不細工で見づらい。

チョット工夫して回転メモリにしました。12時の位置を読むことにして、1.2?。
明日はどうなるでしょう。楽しみです。


実用化には重大な欠陥が潜んでいるように感じます。それについて、今は内緒!!




2012年8月17日金曜日

アメダスふう温度計


気象観測の温度計と云えば小学校の庭にあった百葉箱を思い出します。
真っ白に塗られた木製の箱です。壁面は何というのでしょうか?ジャロジーというのでしょうか?細い木の板で隙間を造って内部に風が通り直射日光が差し込まない箱です。
なかみは小学生にとって結構不思議な機械でした。
最近はトイレの換気扇かと思えるステンレスの円筒です。
この写真は気象庁の資料にあったアメダスの観測筒です。頭頂部には換気扇が付いて外気を吸い込んでいます。そのために設置場所の規定も緩やかになったのでしょうかとんでも無い高いところに付いているのもあります。

アメダスはともかく自宅の外気温を測るにはどうしましょう。
屋外に置いた温度計は直射日光は当たらないようにしたのですが、13:30頃に最高気温を示すことが多いので設置場所に問題有りです。
取り敢ず壁際ですが日の当たらない(つもり)場所に付け直しました。
センサーは円筒の中心部に入れ壁面からの輻射を防いだつもり。近くに庇があるので・・・季節によっては直射が入る可能性有り。

もう少しまともな箱を造る予備実験です。
壁からの輻射は想像以上に大きいです。夕方でも壁が熱くなっています。壁の影響が少なく風通しが良いところは太陽の直射があり、2重、3重の遮蔽と換気が必要。結構難しい。センサのケーブルも好き勝手にのばせない。

ちなみに今でも百葉箱は売られています。とても高価なので買う気にはなれません。