2011年12月29日木曜日

SPEEDIP コネクタのお掃除

同軸コネクタが永年の使用環境の悪さ(取り扱いの悪さ)の影響で随分黒くなっています。
このような黒いコネクタはSHF帯などでは明らかに影響(損失)が見られます。
気になっていたのですがそのまま放置されていました。

このコネクタは銀メッキです。銀製品を磨くSPEEDIPというモノを思い出しました。
SPEEDIPは銀製品が黒くなる硫化銀皮膜を除去する薬品です。薬液に10秒ほど漬けておくだけで綺麗になります。
試しに使ってみました。
使用前、使用後、の写真を撮り忘れました。
同じように汚れたモノを比較にしましたがこの位綺麗になります。

ただし、このような使い方に問題ないでしょうか。
コネクタですから中には絶縁物が入っています。これは外せません。
薬液が絶縁物(テフロン?)その物に悪さするとは思えませんが隙間に染込んだ薬液はどうなるでしょう。
隙間に染込んだモノはなかなか出ないのが通例です。
気休めかも知れませんが洗浄後、熱め(45℃位)の流れてるお湯でしっかり洗い流します。(中性洗剤で洗うのも良いかと思います)
お湯がポイントです、水で洗うと隙間に染込んだ水はなかなか乾きません。

使用した薬液、SPEEDIPは「チオ尿素」が主材のようですが素性は良く解りません。この手の製品はどれも同じようです。
チオ尿素の残渣がどの程度影響するか薬品に弱い私には???

2011年12月22日木曜日

アルマイト処理キット

工作にアルミ材を使うことが多いですがアルマイト処理を自分でやりたいと思っていました。
以前は近くの町工場でやって貰ったのですが時代の流れ、町工場はなくなりました。
アルマイト処理その物はさほど難しいモノではなく電解液(主に硫酸)の取り扱いが厄介なだけです。

そんなユーザの気持ちを知ってか必要機材をセットしたキットが売り出されました。
アルマイトに興味のある方は参考にされては如何でしょう。
http://www.originalmind.co.jp/products/as
ただし、キットを買わないと「電解液だけ」という注文は出来ないようです。

キットは手持ち機材の利用を考えると買う気になれません。
入手が厄介なのは電解液と染料、その他は手持ち品で応用できるモノが沢山あります。
割高でも電解液だけ売ってくれれば助かるのですが。

2011年11月29日火曜日

ケンウッド TS-850S の修理

TS-850Sと云えば20年モノのオールドファッション・トランシーバです。
実は最近、寄る年波かバンド切り替えの時悲鳴とも思える異音がしたり、ハイバンドのパワー低下が現われたり安心して使える状態ではなくなりました。

新機種の魅力も感じながらも TS-850S を廃棄するには後ろ髪引かれるのです。
今でも充分に楽しませてくれるこの名機、修理が可能だろうか?
他社では8年とか、10年とか、それを過ぎたモノはあっさりと修理不能宣告を下されます。

ためしにサポートセンターに電話してみました。
『ハイ、TS-850 はかなり古いので部品の調達が出来ないモノもあります』
これは決まり文句、だめか・・・
『そのため修理できない場合もありますが状況を点検して見ましょう』
『それで宜しければセンターに送って下さい』
けして断りの姿勢ではありません。何とか努力しましょうと云う感じ!
トランシーバの荷造りは大変です。もうすでに元箱はありません。
エーイ面倒だ! 発送なんてやめて持ち込んじゃおう。
横浜のセンターへ行ってきました。
問診を受け、雰囲気的には、これなら治る・・・
動作試験した訳ではない。『あまいあまい』と悪魔の声・・・
その声が聞こえてか?
受付のおねえさんの丁寧な応対で入院手続き完了。
全治回復、退院祝いが出来ればよいのですが。どうなりますか・・・

万一ダメでも頭から断るのではなく積極的に修理しようという姿勢・嬉しかったです。
修理不能で新機種導入ならこの会社の製品を検討しよう。

2011年11月17日木曜日

何とかパノラマ写真


懸案のパノラマ写真です。
ここは関東平野のど真ん中です。
東から南、西、北、東と回ります。東のマンションが気になりますが他には遮るモノ何も無し。ムセンやるには結構良い場所か!

アンテナタワーの上からのパノラマ写真何とか完成したのですがカメラのおまけソフトでは思ったようには出来ませんでした。Excel に貼り付けトリミングして形を整えました。

天気は快晴、適当に風もあり、遠望の写真には最適の日と思ったのですが何となく嫌な予感が。
上天気で気温が急上昇中。
撮影準備に掛かった頃は遠くの山も見えたのですが気温の上昇と共に何も見えなくなりました。
チョット期待したスカイツリーも見えませんでした。
距離の問題か?空気の問題か?
残念ながら山がハッキリ見えるような空気の澄んだ日でないとだめですね。

2011年11月16日水曜日

カメラ回転台

 先日アンテナタワ-の上で360°のパノラマ写真を撮ろうとして大失敗しました。
成功のためにはカメラを水平に保つ台が必要です。失敗の反省を元にここまで考えてはいたのですが、そのご休憩状態!

今日は上天気・このチャンスを逃してはなりません。
端材でこんな台を作りました。
後ろの切り込みはマストの入る部分。縦棒はマストに水平を維持しながら固定する添わせ棒。
手前の中央の穴はカメラ固定用・1/4ビス穴。
仮設の紙管に取り付けてみました。
下に見える金具は下にずり落ちないための。クランプ金具(足場金具)です。
カメラ台はこの上に乗ってるだけですから、実際に使用状態ではカメラのストラップはしっかり掛けておくことが必須です。

午後からの作業で出来上がった頃には、時すでに遅し遠くの山はすでに霞んでみえません。
実際の撮影はいつになるのでしょう???

*この手の話題は『cvf 工作教室』http://ja1cvf1.blogspot.com/
のテーマですが工作と云うには恥ずかしい。『hints』の仲間に潜り込みました。

2011年10月30日日曜日

パノラマ写真・大失敗

1・東


先日手に入れたCANONのG12というカメラにパノラマ写真を作るというソフトがおまけについてきました。
以前からアンテナ柱の上から360°のパノラマ写真を撮ってみたいと思っていたので早速試してみました。

『おい、パノラマ写真ってドレだ』
3・北
済みません。全部普通の写真です。パノラマ写真は失敗です。


最初の写真は東の方向です。筑波山が見える方向です。


そして北へ回ります。
もうお気づきと思いますがパノラマ写真を撮るときは右回りに撮ったほうが良いんですね!
まあこれは絶対的な失敗ではありません。つなぎ合わせる順番が違うだけです。


残念ながら今日は天気が良いのに視界はよくありません。
遠くの山はまったく見えません。
(2) こちらには日光の山が・・・


(4) こちらには赤城山、秩父の山、・・・


写真を良く見ると繋がってないところがあったり傾斜したりしています。
傾斜は簡単に直せますがつながってないところはどうにもなりません。

(5) 富士山から箱根方面。


山は見えませんが結構ロケーションは良いと思ってます!
4・西


標準レンズの画角を考え、つなぎを考えるときっちり映しても8枚できれば12~16枚くらい映す必要があることがわかりました。
さらに水平が狂わないように映すツールを考えておかなければならないようです。
足場の悪い場所での撮影にはそれなりの準備が必要なことがわかりました。
今回は失敗の報告でした。
視界の良い冬の間に準備ができるかどうか???

5・南
それと、困ったことが・・・写真をたくさん入れると位置関係がぐちゃぐちゃに成ってしまいます。

これはシステムの問題か?自分のPCの問題か?
・・・判りません。
6・おしまい

2011年10月29日土曜日

アンテナの修整

先月の台風でHFのエレメントが狂ってしまった。
使用上はあまり影響が無いのですが見た目の悪さが気になります。これはカッコいいとか悪いとかの問題では無く見た目の安定感を考えての話です。
近隣の皆様には怪しげな馬鹿でかいアンテナが蜘蛛の巣のようになっていたり風でゆらゆら揺れて落ちそうであったりすることはぜったい避けたいのです。
『落ちてきたってそっちまで飛んでいかないよ』なんて強がり言うのはもってのほか。
アンテナなんかにまったく興味の無い近所の人たちが見て安心してカッコ良いと思えるアンテナが末永く無線をやるためには必要と考えています。

知り合いが、住まいを求め見つけた土地、道路を挟んだ向かい側に
『アマチュア無線らしいアンテナが有るんですけど大丈夫でしょうか』と尋ねられたのです。
もちろん
『きちっと免許を受けたアマチュア無線局なら問題ありません』と答えました。
大抵の人は 倒れないか? 何か飛んでこないか? TVやラジオが壊れないか? 電波が体に悪くないのか?←今でもこう思う人いるんですよ・それで携帯のアンテナが立てられなかった・こういうことが実際にあるんです。

皆さん心配なんです。
アンテナタワーがひっくり返って隣家に損傷を与えてしまった方がいます。心の広い方で再度タワーを建てアマチュア無線を始めたのですがやはり気まずくなりタワーは解体しました。

そんなこんなを考えながら一月が過ぎてしまいました。
今日は風も無いし。
アンテナ柱に上り固定の狂いを修整しねじを締め付けました。
ご近所様に安心が戻り無線を楽しめることに感謝しましょう。

リコール・雷ガード2

リコールの雷ガードは新しいものが送られてきました。
早速テーブルタップに刺してみました。ひときわ白く目立つのが交換された雷ガードです。
よく見るとテーブルタップにも『雷ガード』の文字が。
実は私、この手の製品かなり使っているのです。
あちらこちらに分散されて他社品も含めて10個くらい、それ以上?使っています。
一個では雷サージ保護に頼りなさを感じ、多数使うことでサージの抑制効果が強まる?との考えなんですが果たしてその効果は???
お蔭様で雷害に遭っていません。
これが『雷電神社』のお札のご利益か、雷ガードの効果か、。
科学を愛する私としてはもちろん後者であることを祈っています。
おやここでまた神様への祈りが・・・失礼しました。

2011年10月22日土曜日

上野でDF2CW DN2CWを囲む会

先日、東京上野でDF2CW, DN2CWご夫妻を囲む会が開かれました。
詳細はQTC,Japanを参照ください。
http://www.qtc-japan.net/2001/
その席でDF2CWさんから ja1cvf MUSEUM の展示品としてドイツのテスタをいただきました。
取説、収納ケースも健在の素晴らしいものです。
なんとこれが1930年代のもの。
キーワードは取説に記載された定価 『 RM72. 』
ドイツマルクはDM、RMはライヒスマルク(Reichsmark, RM)で1924年から1946年まで使用された公式通貨表示です。
いずれ詳細はMUSEUMにて公開します。いつも貴重なものをいただきうれしく思います。

2011年10月18日火曜日

リコール・雷ガード

私のホームページ 『 cvfの工作教室 』で紹介した、
簡易型の雷サージ保護器・雷ガードがリコール対象になっています。
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/hirai/hirai.html
交換対象となっていますのでもしお使いの方はメーカの方へご相談されると良いでしょう。
メーカサイトはこちらです。
http://www.noatek.co.jp/products/kguard/img/replace.pdf

2011年10月17日月曜日

DIMAGE XG メモリバックアップ電池交換。 新品と云うが袋が怪しい??

袋が怪しい??
破格で買ったつもりでも惚れ込んでしまうと、お金が掛かるモノです。
このカメラの設定を管理するメモリの電池が弱っていたのはお話済みですがmain電池交換に手間取ると設定内容がみんな消えてしまします。

DIMAGE XGでは良くある故障。お悩みの方もあるようで電池交換に挑戦してみました。
 このカメラは金属ケースで全てネジ止め。素人には具合の良い構造です。
部品が外れたりリード線が切れない
ように考えながら開けましょう
見当を付け全部のネジを外します。
そっとカバを外すのですが手順が悪いとパラパラ部品が落ちることがあります。
今回は液晶面を下にして、SWボタンなど付いてない方から少しずつ開いてみました。大成功です簡単に開きました。
肝心の電池はどこにあるでしょう。
電源SWのすぐ脇にありました。
交換も簡単な位置です。
外す前に電圧チェック・約2V?
これはリチュウム電池でしょうか?
取り敢ず現況を写真に撮ります。
これは結構重要なことで今回みたいに簡単に外せる場合は面倒に思えますが元に戻す重要な資料になります。
写真は再組み立ての時に役立ちます
電池を外します。案の定、取り付けようのタブが邪魔して型番が見えません。
電圧は1.5V系はアルカリ系、3V系はリチュウム系と判断します。
今回はリチュウム系でしょう。
最近の電池の型番は4桁数字が多いです。これは2桁ずつ大きさを表しています。前後のあるフェ別途が品種やメーカを分類しています。
今回は型番が見えないのでノギスでサイズを実測します。
6.5ΦX1.8mm位です。このサイズに近いリチュウム電池はML614です。
小さいので直径は1文字でした。
このとき、違うサイズでも適合できるか考えておきます。
今回は周りに余裕があります。少し大きめでもOKです。
ソケットで嵌めるときや時計などでは型番が違うとダメなときもあります。
秋葉原で数件探しましたが同じの型番は見つけられません。
同じモノがないときの方が多いです。
今回はML621というのがありました。厚さが0.5mmほど厚いです。余裕の確認をしてありますのでOKとしました。
でも¥780は高いですね!それに新品とは云え新品には見えない置き古品でしょう。
秋葉原では良くあることです。
気にはなったのですが買ってきました。
電圧測定すると2.6V位・・・随分くたびれてます。長い間、店番してたのでしょう!!
リチュウム電池は3Vが標準です。
結果は大成功!

このうな作業はうまく行かないことも多いです。修復不能になることも珍しくありません。
自己責任でやりましょう。

2011年10月7日金曜日

髭剃りの電池交換・電池は早めに交換しよう!

愛用の髭剃り(松下電工ES7007)の電池(ニカド)がくたびれてきました。
型番を見れば知る人ぞ知るずいぶん古い機種です。
充電してもすぐに回転?が遅くなります。
止まってしまう訳ではないので多分二個のうち一個がダメなんでしょう。
電池交換は2回目。
一回目に修理依頼をしたら適合電池がなく数ヶ月掛かるとの返事。
サイズは同じですが普通の単3型では合いませんとの返事。
外観が同じなら何とかなると分解してみたのです。
確かに単3型ですが怪しげなピンが出ています。
タブつきの単3を買ってきてちょっと小細工。
それから5~6年が経ちまして、またまた電池不良(寿命)。
あらかじめ買っておいた電池と交換30分ほどで完了。
手順がわかってる2回目は早いです。

電池が不良と感じたらなるべく早く交換しましょう。
電池の液漏れは寿命の末期に起きることが多いようです。
今回は早めの交換で液漏れもなく簡単にお掃除だけで交換完了でした。
普通の乾電池も過放電領域まで使うと漏れることが多い。

最近の単3は容量が大きくなったのと引き換えに漏れ易いような気がします。
永遠の命題 液漏れしない電池 ぜひ作ってください。

2011年10月2日日曜日

模様替えでくたびれました。

今週はPC騒動で大騒動でした。お蔭様で無事収束。
その結果PCが一台増えてしまいました。
机の上はPCが3台、ディスプレーが2台、TVチューナもあります。もちろん無線関係の機材もありますから机の上は大混雑です。
省スペースのためにディスプレー切り替え器を使っていましたが今回もう一台切り替え器を入れました。
ひとつはPC-PCの切り替えに、もうひとつはPC-TVの切り替え用です。
またトラブル発生です。
PCの電源を落とすとPC-TVの切り替えがうまく行きません。
よく考えてみれば当然のこと普通に使うときは切り替え器の電源はPCから供給されます。
PC-TVではPCをoffにすると電源供給ができなくなってTVは見れなくなります。
古い携帯の電源を改造して無事解決。
くたびれました。

閑話休題!
『どこでも秋葉原』のお陰ででこのところ毎週のように秋葉原へ行ってます。
http://ja1cvf2.blogspot.com/2011/08/blog-post.html
実は来週も行くことになるでしょう。
ドラえもんにしかられちゃうかなあ~

今日はゆっくりTVワッチをしよう!

2011年10月1日土曜日

NEW PC・新しいPCが来た

新しいPCが来ました。
左側です。右側がいままでのPCです。
今度のは奥行きは小さいですがずんぐりむっくりで嬉しくありません。
DVDは標準サイズで厚ぼったいし、HDDも3.5インチ大きいです。
小さい物が好きな私には小型化の工夫がされてないつまらないPCなんです。

しかし、静かで拡張スロットもある。
何より大きな変化は64ビットにしたことです。
実は今までソフトも互換性の心配からずっと32ビットを使っていたんです。
新型を注文して最後の確認をしてるとき急に旧型復活のポイントが閃いたのです。
『旧型は治る』・・・そして注文すると云ったのにキャンセルするのもかっこわるい。
『そうだ64ビットにしてみよう』
(旧型は既にお知らせの通り復活しています)
64ビット化は急に思いついたので予備知識がありません。
『OSが違うだけ、ハードは何も変わりません』
店員さんの一言、後は私の古いアプリケーションが動くか?
多少心配はありましたが『64ビットでお願いします』と云ってしまいました。

心配したアプリケーションも郵便番号5桁の時代の名簿がNGになっただけです。
(他にダメなのが出るかも知れませんが・SSTVは??)
これなら早く64ビットにすれば良かった。
何が良かったか・64ビットのメリットは解りませんが暫く楽しめそうです。

2011年9月26日月曜日

小型化のツケ・PCが壊れた 3

私は小さい機械が好きなんです。
コンピュータも同様でキーボードの大きさは指の大きさとの関係で制限がありますけど本体は出来るだけ小さい方が好きなんです。
目にとまった mainPCはA4サイズ(約29X18)で厚さは7cmとても小さくて気に入ってます。
ここまで小さくすると物事割り切って考えないと実現できないのかも知れません。
HDDは2.5インチ、DVDも薄型です。notePCと同じような考えで部品を使っているのでしょう。
購入したのは2007年の暮れ。これが壊れたのです。
Vistaの時代です。この頃小型PCはかなり流行っていまして色々な機種が販売されていたのです。
現用のスリムタイプに飽きが来て物色していたとき目にとまり購入したのです。

実はこの頃、別の小型IBMを手に入れ格闘していたのです。
小型IBMは放熱が悪く夏になると元気がなくなるPCでした。
その後秋葉原にジャンクがドッと溢れたモデルです。
『PCの夏ばて対策』
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/pc-natubate/pc-natubate.html
を参照下さい。
これで苦労していたはずなのにさらに小さいPCに手を出しました。
それでも発熱の少ない部品を使っているせいか今まで快調に使っていました。
壊れたPCを確認した所、部品などに大きなダメージはなくもしかしたらと疑心暗鬼でCPUの放熱器を外してみました。
原因は解明しました放熱器のコンパウンドがカサカサで固まった状態です。
実は以前にもここを点検した記憶が蘇りました。
最近はゴムシート状のコンパウンドを使うことが多いようですが固まってしまったので普通の放熱器用シリコングリスに変更していたのです。
シリコングリスを塗り直し一件落着です。

実際にはここの到達するまでには紆余曲折、数日を要したのです。

IBMと旧タイプex mini 2度の放熱不良によるトラブルに見舞われ小型化のリスクを再確認したのです。
*ex mini は大幅モデルチェンジをして少し大きくなっています。
気がつけば、最近超小型PCはあまり見かけません。
CPUの高速化に伴い多分放熱のトラブルが多かったのでしょう。

大きな声では言えませんがまたまた小型PCを手配しました。
懲りずに『あんたも好きだね~』と誰かがささやいてるような・・・
260X260X110と少し大きめですが、苦労した小型IBMと同じくらいです。
これは凶と出るか吉と出るか???

CASSIOPEIAは永遠に・PCが壊れた 2

星座の話ではなく、知る人ぞ知る今はなきカシオの名機(PC)です。

mainPCが具合悪いのでCASSIOPEIAの再登場です。OSはMe・SWを入れたらチャント動きます。
このPCはとても気に入ってたPCでこれを最後にカシオはPCから撤退しています。
でもアプリケーションは何も入っていません。セキュリティのAVG位入れなければ!
ところがOSが古すぎて適応するモノがありません。
仕方がないので危険承知で mail だけ受信。要件見てSWoff。
これを使い続けることは出来ません。
最近は最低でもwin2000以上のOSでないと動かない時代になってきたようです。
* 2000よりMeの方が新しいのですがMeは見捨てられたようです。手持ちのアプリケーションはもちろん動きますがセキュリティの問題で困ったことになります。

IBM(Ubuntu)も快適に動いていますがこちらもセキュリティ対策が不十分で実用と云うよりはnetサーフィンを楽しむマシン。

Windows8がささやかれるこの時代にある程度PCを進化させていかなければならないには当然ですが、我が家のPCもその潮時か。
mainPCは2011年11月WinVista入れて、その後Win7に更新し快適に使っていたのですが・・・

秋眠暁を覚えず・PCが壊れた 1

秋眠暁を覚えず。
おい!春眠・・・の間違いじゃないのか!と云われそう。

このところ流石の残暑も収まり、『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉が素直に聞こえます。
熱帯夜もなくなりぐっすり眠れるようになってきたのです。
ところが最近我がPCもぐっすりお眠りになるのです。

先日、我がPCはsleep in して目覚めないのです。
暫く操作しないとき休んでいただくためにスリープモードを設定してあるのですがキーボードを叩いたりさすったりしてもぐっすり寝込んで目覚めないのです。
ついに、強制終了して再起動しても目覚めなくなりました。
起きろと声を掛ける?とアクセスランプがチカチカして起きるそぶりをするのですがそのまま目覚めることはありません。

一応定番のコネクタ抜き差しなどして再起動、おっ!起きた起きた!
そして色々作業してチョット一休み。
気がつけばPCもsleep inしてます。
『昼寝の時間は終わりだ、起きろ』と声を掛けると『眠いよう~』と云って目をシバシバさせるだけ。
起きてきません。

電源落として再起動すれば起きたのですが、それを繰り返すうちにとうとう再起動も出来なくなりました。
でもアクセスランプはチカチカしています。
それも次第に短くなり『ようこそ』の挨拶もせず知らぬ顔。

急ぎのmailが来るはず、どうしよう!

2011年9月19日月曜日

なんきん 終章

異常が起きてから約一週間ついに全てのなんきんが死んでしまいました。
過密なのは承知の上なんですがなぜなんきんだけが?
先住者のタナゴやドジョウは全員無事。
移住者の和金も全員無事。
原因は良く解りませんが環境変化によるストレスが原因と云うにはあまりにも短絡的。
なんきんは神経質と云う言葉も聞きますがストレスという言葉を結びつけるような理由付けに思えて仕方がない。
水温も危険水温ではあるが28℃以下を保っている。
本質は、過密→えさ量増大→排泄物増大→水質悪化が原因と思う。
30匹を安定に飼うためには水槽と同じくらいのリザーブタンクが必要か?
そうは云いながらも過密生活空間は金魚にとっても迷惑だろう。
60㎝水槽に50匹計画は暫くお預け。
だんだん大きくなることも考え現在の20匹を元気に育てよう!

2011年9月18日日曜日

MLA用VCの板金図をCADで書く

お約束のMLA用VCの板金図をCADで書くつもりでJWCADをインストールしました。
実はCADをまともに使ったことがないのです。
そのために難儀しています。
手書きならすぐ書ける程度のモノですがどうもうまく行きません。
今までCADを覚えるより手書きの方が早いと無精していたつけが回りました。
フリーソフトのJWCADで書けば誰でも同じようにプリントアウトできる、と思ったのです。
フリーソフトとは云え機能満載で私には大変です。
いましばらくお待ち下さい。どうしても書けないときは手書きかな!!

2011年9月16日金曜日

なんきん に異変

元気に育っていた なんきん 異変です。
メダカみたいに小さかった なんきん ですが大きいのは8cmくらいに小さいのも5cmを超える大きさになりました。
11日に和金が同居し始めました3~4cmくらいの稚魚です。
同居人(魚)が増えるとバトルが始まったりで金魚の世界も大変なのです。
神経質そうな なんきん も大きくなったのでもう大丈夫と油断したのです。
ところが急に なんきん の動きがおかしくなってきました。
病気の様子はないのですが動きが悪く鰭がキリッと開かない。
同居人が増えたので水質悪化、水質変化、が原因かと水槽のお掃除をしたのですがさらに状態は悪くなり3匹死亡、あと5匹も危ない。
後からきた和金はどれも皆元気。他の先住者も元気。

その道の詳しい人に聞けば 数が多すぎる と返事が来るのは自明の理。
60センチの水槽に28匹。居住者には気の毒ですが過密に飼うことが楽しみ。
もちろんそれなりに考えてはいるのですが今回は大失敗。
間もなく20匹になってしまうか?

2011年9月15日木曜日

電池の液漏れ

棚の上の時計が止まっています。クオーツの置き時計です。
1週間ほど前に動かなくなって電池を交換したばかりです。
そのとき(最初の交換のとき)、電池は液漏れで棚板が黒く変色していたのです。
「ひどい電池もあるモノだ」
漏れた電池は単3アルカリタイプでした。
時計にはマンガンという話は聞きますがマンガンはあまり売ってません。当然のようにアルカリを使っています。

アルカリ電解液は時間がたつと思わぬ悪さをしますので丁寧に掃除をし新しい電池を入れて修理完了のつもりでした。もちろんチャント動きだしました。

今日見たら時計が止まっています。
また電解液が漏れて棚はひどいことになっています。
さすがにそのまま電池交換という行動はとれません。新しくいれた電池は空の状態です。
点検のため電池を入れても今回は動きません。壊れたようです。
はずしモノの時計ユニットがありましたのでそれを・・・取り付け部分の型が違い交換できず。
結局、新しいユニットを購入し交換しました。
今度はチャント動くでしょう。

この時計、もう30年ほど昔のものです。
それでも中身を見ないと捨てられません。ユニットの外形は最近のモノと同じです。
Xtalは4.19・・・MHz ICはT3608(東芝?) 周波数補正のとリマも付いてました。
随分大きな部品を使っていたんですね。
基板も茶色に変色し電解液が染込んでるようなので廃棄しました。

2011年9月9日金曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥VCの形式

VCは耐圧が維持できればどんな形式でもかまいません。強いて云えば雨風、紫外線などの耐候性が要求されます。


それを考慮して、行き着いたところは、バタフライ型、外形(ケース)は円筒型です。
普通のS・VC(シングルバリコン)なら高耐圧の物がジャンクで入手可能ですが多く方がそれを避けています。
その理由は屋外の環境で高電圧に曝されロータ側が接触不良なることが多いからです。

バタフライ型の場合はステータをアンテナに接続しロータはフロート状態になりますので回転部分の接触が問題になることがありません。
ひらめきの早い人は2連VCを使えば問題ない、と思うでしょう。ジャンクで都合の良い物を見つければ間違いなく成功します。

友人のja1cxbさんは見事使いこなしております。
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/vc.html
しかしながらこれも入手難です。
作ることを考えると2連VCよりバタフライの方が作りやすいのです。欠点は最小最大の回転角が90°と云うことです。回転角が小さいのでチュウニングがシビアになります。

もう一つの注意事項は最小容量を小さくする工夫です。
特にマルチバンドや高い周波数での使用を考える場合はお気を付け下さい。
10~28MHzのトライバンダの場合VCの側板にアルミなどを使うと最小容量が大きくなって実現が難しくなることがあります。
ローバンドなどで使用する場合VCのみでは形状が巨大化しますので付加コンデンサを付ける工夫が必要です。これについては別途説明します。



外形は円筒型にしました。
アンテナ(VC)を垂直で使うか?水平で使うか?により条件は多少違います。
雨の日に使うとケースに付いた雨粒がチュウニングに影響します。角形ケースでは水はけが悪く影響が大きいことが解りました。水平にした場合、円筒型はその影響がハッキリと減少します。
垂直の場合はVCの上に空間を作り、傘を掛けると良いでしょう。

2011年9月6日火曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥VC制作に必要な条件、材料

MLA用VCは何回か作っているのですがうまく行かなかった物もあります。
HF帯100W(連続)出来れば200W、固定局で使う耐久性を検討します。
操作性についてはモーター等によるリモコンを考慮しますが私の実験課題に入れません。


100Wで使用するには耐圧5kVを確保、屋外使用のため紫外線、雨(雪)などの耐候性が要求されます。
*MLAの電気的特性などはnetに参考資料が沢山あります。それらを確認下さい。
耐圧5kVの要求では約5mm以上の絶縁空間が必要です。絶縁物の表面を走る縁面放電は条件が悪いとこれの10倍‥50mmにも及ぶことが有ります。何回かのテストの結果塩ビ板などで20mm以上有れば大きな障害はないようです。常に縁面距離を考えて作る必要があります。
★ 絶縁物にはホームセンタなどで入手できる素材にします。
プラスティック系の材料やさんで相談するとあまりにも品種が多く不勉強な私には対応できません。
塩ビ(PVC)、ABS、アクリル、スチロール、などですが耐候性が良く加工がしやすいのは塩ビ系です。
透明より着色された物の方が耐候性は良いようです。但し黒系はカーボンが混入されていることが多く絶縁上問題が発生する場合があります。グレー系が無難です。
下水配管などに使う薄口の塩ビ管が入手性、耐光性も良く使いやすい。
★ 金属部品はアルミ、真鍮、ステンレスなどを使います。入手先はホームセンタ、秋葉原などです。

★ 使用工具は誰でも持ってる一般工作工具の他にブリキ鋏とボール盤またはドリルスタンドです。
特殊工具は使いません。旋盤やフライス盤などは無いものとして考えます。
ボール盤が無いときはかなり困難がありますが何とかその対策を考えます。そうは云っても1万円以下で購入できますので購入されることをお勧めします。無駄にはならないと思います。
参考‥作業台 http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/kou/sagyoudai.html
★ 調整用に1pFが読める容量計が必要です。50MHz帯や28MHz帯などで使いたい場合はVCの最小容量も重要なのでご注意下さい。
容量計はローバンド用の付加コンデンサを作るときにも必要です。
参考‥LCメータ http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/lc-meter/lc-meter.html

2011年9月4日日曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥疑問

参考サイトの記事からも明らかなようにMLA(磁界ループアンテナ)大きな共振回路であることが解りました。もちろんアンテナとして見ればとても小さいです。
無線機との結合はリンクコイルが一般的です。
コレを見て誰でも気がつくのはVCを回せば共振可能な範囲でどんな周波数でも使用可能なことです。
しかし、全体の大きさや使い勝手から考えると2mバンド以上ではおもしろみは少ないと思います。

(小さくなりすぎる)
そのためかHF帯でマルチバンドアンテナを構成する例が殆どです。
その場合LC比やリンクコイルの巻き線比が全体のインピーダンスに影響してくることは明白です。
また、バンド内でも使用可能帯域がとても狭い・7MHZ帯で±5KHz程度でしょう。

実際にマルチバンドで使ってる人の殆どが使用周波数によって整合状態が悪いと悩んでいるのです。
はっきり云ってどのバンドでも具合良くするのは困難で適当なところであきらめる必要があります。
『出来る限り良くしよう』と多くの方が工夫のため必要以上の労力を使っています。
net上には多くの制作例や資料が上がっていますので色々な方法を楽しむことが出来るでしょう。
幸いにも多くの場合、アンテナがタワーの上でなくベランダや屋根裏部屋であったりしますので、後からの調整もやりやすくアマチュアライクのアンテナといえます。
もしあなたがシングルバンドでよいと云うなら多くの実例にある難しいことをせずバランと小さな非同調のループで結合すればすぐによい結果が得られます。
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/machingloop.html
この結果の良否はバランの性能に掛かっています。

マルチバンド化が簡単そうに見えて難しいのはアンテナのQが高いからです。
このアンテナの良さは高いQの上に成り立っているので結合回路のマッチング状態がはっきり見えてきます。『どれかを良くすれば他が悪い』・・・適当なところであきらめましょう。
実際の使用状況では結合回路を調整することは不可能で共振周波数を合わせるだけで精一杯です。
このアンテナを成功させるには電力に見合った良質のVC(variable capacitor)を入手することが絶対条件と考えVCに特化して考察することにします。
実際の使用状態での結果はja1cxbさんからレポートを頂いた物です。感謝!









2011年9月3日土曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥序章

暑い暑いと云って気がつけばもう9月。
HAMフェアの時お会いした方、MLAのバリコンについて色々質問を受けました。
実は私自身アマチュア無線用に使ってはいないのです。
しかしそれは興味がないのではなく使うシーンが無いだけなのです。受信用には結構使っています。


MLAは極端に短縮されたダイポールなどに比べ大きさは小さくとも調整が簡単で電気的性能も良いと思うのです。
欠点もあります。Qがとても高いので共振範囲がとても狭いこと、周波数を合わせるためにVC(バリコン、variable condenser、variable capacitor)が必要なことです。
特にアマチュア無線用としては送信用に使うため高耐圧のVCが必要です。
アンテナは大きい方がよいのは周知の通り。
それでも小さいアンテナが要求されるのは集合住宅や美観のため目立たないアンテナ・ステルスアンテナ(Stealth Antenna)の言葉も使われるようになっています。
MLAに使えるVCは市販品にはなくjunkを改造するなど多くの方が苦労しておられます。
10年ほどになりますがMLAに使えるVCを作ってみました。
参考記事がこちらにあります。
http://www.qtc-japan.net/2001/  Home brew‥ja1cvf
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/
この中の一番最初に手がけた物が一番良くja1cxb局で今でも使用に耐えています。
少し大きすぎると云うことで小型化を試みましたが余りよい結果が得られていません。
それらの詳細はja1cxbのホームページに書かれています。


まだVCが欲しい人がいる。前回の記事は制作の概略しか出ていないのでヒントにはなるけど実際には作れない。もっと具体的に書いて欲しい。


もう一度欠点を洗い直しやってみよう!

2011年9月1日木曜日

クリップとハンドバイス

これは書類などを束ねるクリップです。
工作の小物掴みに利用します。
クリップにはいろんな形の物があります。昔よく使ったのは洗濯ばさみです。
形も色々身近にあるので会社の事務所からクスネたりカミさんからひとつ頂いたり結構役立ちます。
しかし工作にはこのタイプがお勧めです。 
小さな物でも保持面が大きくしっかり掴めます。何より嬉しいのはレバー?が自由に曲がるのと縦横安定した状態で置くことが出来ます。
小物部品の固定やハンダ付けの補助具には便利でいくつかストックしています。(会社からクスネた物ではありませんヨ)


しかし、保持力が弱いかな!目的外使用なのでしかたがないとは思いますけど。

もうチョットがっちり使いたいときハンドバイスとかバイスプライヤと呼ばれるクランプがあります。
これはとても便利な工具です。後ろのネジを回して保持力を調整しハンドルを握れば強力に掴むことが出来ます。
掴んだあとはリリースレバーを押さない限り外れることはありません。
この写真は標準的な物ですが、大小、形状も色々、作業台に固定できる物など選ぶのに困るほど種類があります。netでハンドバイスとかバイスプライヤで検索すると沢山出てきます。
シャコ万(クランプ)のようにネジを回して固定するのとは違いずれることが無く作業性がとても良いです。

※くすねる:ごまかして盗る、盗むこと。余りよい言葉ではありません。この行動やった本人は『悪いことをした』という意識が低いことです。窃盗です。会社では『コレ一個下さい』と云いましょう。

2011年8月24日水曜日

逆作用ピンセット Reverse Action Pincet

普通のピンセットとは反対にハンドルを掴むと先端が開きます。
放せば先端は閉じたまま掴み続けます。
かなりマニアックな工具やさんに行かないと入手できませんでしたが最近は秋葉原でも入手可能。
お勧めの工具です。

ピンセット:pincetはオランダ語らしい。
Reverse Action Tweezers、 (forceps)

チップ部品にリード線を

ピンセットなどでチップを固定
こんなことする人いるでしょうか?
 蛇の目基盤で試作などするとき部品が大きかったりすることあります。
特に電解コンデンサは他の部品に比べ大きいです。
最近は電解コンデンサより小さくて容量の大きなチップのセラミックコンデンサがあります。
チップでは大きめ3225サイズが使い良さそうです。
逆作用(逆作動)ピンセットなどで固定してリード線をハンダ付けします。
リード線をハンダ付け

ハンダ付けが終わりましたら必ず収縮チューブを被せます。
これをしないとリード線のハンダがすぐに取れます。
ちょっとした一手間ですが効果抜群です。
*長時間のハンダ付けではやっぱりはずれます。
識別用のマークをつけて完成です。
同じ定格でこれだけ大きさが違います。
ヤッパリこんなことする人いないかな。
チューブを被せマークをつける

2011年8月23日火曜日

なんきん その後

5月の末にやってきた8匹の『なんきん』はそのタナゴやドジョウとも仲良くなって後順調に育っています。
最初のうちメダカのように小さな『なんきん』は泳ぎの上手なタナゴに追い回され食べられてしまうのでは(良くあることです)と心配しましたがどうやらみんな揃って元気に泳ぎ回っています。
ここに5匹、あと3匹いるのですがみんな揃うことは滅多にありません。一番大きいのは6cmほどになりました。まだ4cmくらいのもいますがそれぞれに特徴が出てきました。
和金と見間違える(背びれはありませんが)ただ大きいだけ、背中が白くてキラキラ光るもの、とうとう色が変わらず今でも黒い、それでも背中が光っているのとか。
これからどうなっていくか楽しみです。

2011年8月20日土曜日

Macro ・マクロ撮影範囲?

先日DIMAGE-xgコラムでマクロ撮影範囲のコトに触れました。 
合焦範囲(Macro focus range)なんて云われることも有りますがどのくらい近づいて撮影できるかと云うことです。
この表はあるカメラの取説をコピーしたモノです。マクロモードで広角、望遠を駆使して5~100cmの範囲(標準モードは45~∞)で撮影できます。
このカメラで記念切手を撮影してみました。
(工作の話をするとこう云う小さいモノの写真が多くなります)
マクロモードで切手が一杯になるように撮りたかったのですが近づきすぎて右の方が暗くなっています。夜撮影したので照明の方向が悪くカメラの陰が入ってしまいました。
『もっと離れてズームを使えば?』


そうすると今度はピントが合わなくなります。結局小さい写真しか撮れないのです。
さらに注意してみると切手の端がまっすぐに見えません。真ん中がふくれています。これが樽型歪みです。
これらは一工夫して撮影すれば目立たなくなりますが何とも使いにくいカメラです。


最後の写真、2枚は気に入ってる DIMAGE-xg で撮したモノです。
このカメラは15cmから∞までズーム全域で合焦しますから特にマクロの設定は必要有りません。
撮影用のアームに取り付けていますので距離は35cm程です。素直に撮れていると思います。如何でしょうか!
『画素数の違いが目立つねえ』・・・痛いとこつかれました!チョット離れすぎですね。
あまりひどいので20cmで撮影し直しました。設定はautoです。
カメラ談義が始まると大変なのですが中古のjunkカメラでこれだけ撮れれば花マルでしょう。 DIMAGE-xg が気に入ってるゆえんです。

2011年8月19日金曜日

2台になったDIMAGE-xg

お正月にjunkのDIMAGE-xgを買ったのですがこれが凄く具合が良いのです。
http://ja1cvf.blogspot.com/2011/01/blog-post_09.html
最近はnetに使う写真はすべてこのカメラになりました。
コンパクトカメラでありながら3倍光学ズームとデジタルズーム付き。一般的に簡易カメラはズームがあっても望遠側ではピント位置が違ったりして拡大接写が出来ないモノが多いのです。
このDIMAGEはどんなズーム位置からでも15cmの最接近距離から撮影可能です。
これは高級カメラでも意外や意外結構引っかかります。メーカさん曰く『適合するレンズをお求め下さい』 これでは話が終わってしまいます。
もう一つ気に入ったことは接写でも樽型歪みがないことです。つまり四角いモノが四角に写らないカメラが多いのです。
このカメラは15cmの最接近でズームレベルを変えても四角いモノは四角に写ります。
最後の決め手は画素数が320万画素と必要以上に大きすぎないことです。
そして光学ファインダーや三脚固定ネジも付いてます。 最近のコンパクトカメラにはこういうモノ付いてないのが多いんです。
これに、リモコンか3秒セルフタイマが付いてれば申し分なし・・・欲は掻かずあきらめましょう。


具合良いカメラも寄る年波・当然のように電池が傷んでます。他の製品からの改造電池も用意しましたがどちらも寿命!
中国製の互換電池は秋葉原で1000円前後。本体より高いです。
おなじみROWAでは710~1580円。ヤフオクで・・・新品電池(2本)+本体で送料込み1740円というのを見つけました。表示は、カメラに電池2本オマケでしたが。
そうか本体はオマケか!
どっちがオマケでも良いのですが、実はメモリーのバックアップ電池(内蔵)も痛んでおり設定条件が消えることがあります。修理はそれなりに掛かります。自分で直せるかあけてみるには勇気が要ります。『その研究用に予備カメラが有っても良いだろう』
と云う訳で予備電池と予備カメラが揃ってしまいました。
ケースの分解は簡単!プラスティックケースのような嵌め合いは無くすべてビス留め安心して分解出来ます。


★このカメラ【DIMAGE-xg】のよくある不具合・自分で修理できそうな所。
自分で修理しなくてもコニカミノルタはデジカメ事業から撤退していますがホームページに修理について案内があります。
☆バックアップ電池の交換:タブ付きボタン電池が入手できれば簡単です。
☆レンズカバーが開き放し:開閉部分のアームを嵌めればOK。
ケースまわりの小ネジを外せば直ぐに分解できます。
1台のレンズカバー不具合は修理完了。タブ付き電池は事象が切迫していないので後日に持ち越ししました。



2011年8月1日月曜日

タッピングビス

皆さんこんなネジ知ってますよね!
タッピングビスとか鉄板ビス(左側)なんて云われますが鉄板などに下穴だけ開けて後はグイグイねじ込むだけで固定できます。
実際には鉄板だけでなくアルミやプラスティックまで何でもグイグイやってますね。
便利なので私もよく使います。
しかし、先日とんでもないところを見てしまいました。
どこかの工事やさん機械が不調なのかビスを外し点検修理が済んで、やおら鉄板ビスをグイグイ何も考えずにグイグイ。
『ダメだな馬鹿になってしまった』と云いながらチョット太いのをグイグイ。後片付けをして作業完了。

この工事やさんタッピングビス使うとき、特に再組み立ての時ネジ山を合わせていないんです。最近こういう職人さん多いですね。普通のビスならチャント山を合わせないとうまく締まらないのであまりひどいコトしませんがタッピングビスだとネジ山関係ナシにグイグイやっちゃうんですね。
タッピングビスは薄板に使うことが多いですからすぐにネジが馬鹿になってしまうんです。
ネジを締めるときドライバを静かに逆転させるとカツンと山が合った音を感じます。それから締めれば軽くすっきり締まるんです。
チョット気になりました!!!

2011年7月31日日曜日

ホームページとブログのリンク

ホームページ容量が限界に近づいてきましたので一部のコンテンツでブログを活用して新しいスペースとして利用し始めました。
良くなったのは大きめの写真もOK。
表示されてる写真をクリックすると大きくなります。
と云うことは苦手の写真‥下手さが目立ちますね!
も一つ困ってるのは編集したとおりに画面が出ないときがあります。
送りとか改行とかが乱れます。
やり方が悪いのか?


顔のイラストをクリックするとリンク先が表示されます!

2011年7月25日月曜日

アナログテレビ

ついにアナログテレビが終了になりました。
私の家で1台目のデジタルTVは3年ほど前購入しました。そしてもう1台はギリギリまで使用する予定でした。
世の中うまく行きません。
未だしばらく使いたかったアナログTVはデジタルTV導入から半年ぐらいして突然に壊れたのです。
修理も考えたのですが交換しました。
未だ高かった頃です。
最近の値段を見るとチョット悔しくなります。
きれいになって具合はよいのですが、結論から言えばデジタルの便利機能はほとんど全く使いこなせません。
いろんな機能はいらないなあ~。
それよりSW入れたらすぐに何か出てこないとどこか壊れたかと気になって仕方がありません。
デジタル処理する時間でしょうか?1秒ほどですが待つのが気になります。
せっかちなのは私だけでしょうか?

2011年7月21日木曜日

気象庁コンピュータ更新

やはり更新されたようです。
予想精度改善期待してます。
http://www.jmbsc.or.jp/hp/topicks/1012/1012jma_yosan.pdf

台風6号

昨日は久々に凄い雨でした。
四国の方は日雨量が1000mmを超えたところもあります。久喜アメダスでは15~17mmで驚くほどではないし降った時間も短い。久喜アメダスからは数キロ離れてると思いますが杉戸町はもっと降ったような気がします。
細かい範囲で気象の変化が激しかったようです。最近はこういうコトが多いかな?
その台風のおかげで今朝の気温は20度を割り込んで涼しいと云うより寒い感じです。
強力に北東気流が吹き込んでるせいでしょう。
それにしても今度の台風コース予想、すばらしく良く当たりました。
3日目(先)の予想は当てにならないと思ってましたが今回はピッタリ。
それも迷走で難しいコース。
四国に上陸しそれから南東方向にやや南下するとは!
少々の修正はありましたが良く当たりました。
スーパーコンピュータが更新されたと聞いてましたがそのおかげでしょうか。
いずれにしてもすばらしい!!!
3日目の信頼度が上がれば5日目まで結構信頼できそう。
秋の天候が変わりやすい時期は間もなく。スーパーコンピュウタの威力が発揮されるだろうか。
たのしみです。

2011年7月19日火曜日

ホームページの容量

右も左も解らずホームページを始めてもう11年を過ぎています。
これがアット云うまであったか長かったかは何とも云えません。
しかし最近困ったことがあります。
私のプロバイダは50メガのスペースをホームページ用に貸してくれます。実際には3倍の150メガを借りているのですが既に容量不足でパンク寸前なのです。
さらに借り足すコトも可能ですがこのままどこまで行くのでしょう。

何か良い方法は!!!
実は昨日、PC活用の達人 ケイ さんと一杯やりながら相談してみました。
『ブログをホームページ代わりに出来ないか』
以前にも個人のホームページはブログで充分!と云う話を聞いたことがあります。
ケイさん。『問題ないですよ。私もホームページ止めたんです』
確かにケイさん、ホームページ止めています。そしてブログに移行を始めていたのです。

私の場合、ブログは文字通り日記のように、その日気になったことを書いていたのです。
この『つぶやきエフさん』がその物です。
2007年12月 スペース確保のため、ホームページ『cvfの工作教室』上の『つぶやきエフさん』をこちらに引っ越したのです。
この時既にホームページの第1次改造が始まっていたのかもしれません。
それから3年半、4500アクセスを頂きました。そして、その一時しのぎも効果がなくなり再びパンク寸前となっています。
ケイさんの話では充分にホームページとして使える機能があり、さらにその機能を簡単に使えるような工夫がなされているというのです。

その『機能』、何となく解るものアリ、物足りなさを感じるものアリ。
物足りなさは使い方の工夫で充分カバーできるはず。
この力強いアドバイスに私もブログ活用計画を行動に移すことにしました。
しばらくはギクシャクするかもしれません。


2011年7月17日日曜日

ガイガーカウンタ

どうやら纏まりました。
机の上で測定中の画像です。
0.07μSv/hと表示されています。(未校正)

電源SWを入れ右側のリセットSWを押すと緑ランプが点灯し表示が0になり測定を開始します。
規定の計測時間が終了すると緑ランプが消灯し数値が表示されます。

電池は単3X2で3Vです。消費電流が約100mA と多いのが気になります。
これは高圧電源の消費電流がほとんどです。
測定時間は150秒ほどです。
詳細はホームページの方に載せる予定です。まだ少し不安定なところがあり追試が必要な状態です。

2011年7月11日月曜日

失敗作か? それでも校正の準備!

実は、ガイガカウンタの試作が難航してます。
思いつきで始めた制作。
プランを深く検討せず始めてしまった付けが来ています。
表示器に歩数計を使った‥簡単でよいと思ったのですが早いパルスの応答が悪い。
最初から解っていたはずですが、200カウント/毎分も難しそう。たまにある続けてくるパルスはほぼ間違いなく取りこぼす。
電源電圧3V‥GM管と歩数計の大きさにちょうど良い『電池ソケット付き』ケースがあったので深く考えずに決めた。しかし組み込み部品の電圧か違ったり極性が違ったりそのインタフェースにフォトカプラを使ったら3Vの電池ではドライブがきつい。高感度のフォトカプラが欲しい。
と云うわけで予想以上に苦労しています。

そう云いながらも完成したときのことを考え校正の方法を検討するために町内で実測しているところを見てきました。
計測中にその横で校正するほど気が強くはありません。
その場所で同じように測定し摺り合わせれば良しとしましょう。

『気が早いねえ、まだ出来てもいないのに』

2011年7月7日木曜日

ガイガーカウンタの校正は?

校正について聞かれたので考えをまとめてみました。
いろいろ考えた結果、単純にCPMx係数ではおかしい。
先日お話しした0.00833と云う数字の他に『計数率』と云う表現でCPMとμSv/hの関係を説明しているサイトがありました。
いずれにしても放射線測定に関する正しい知識のない私が何とか丸めようとしているのでほとんどが耳学問ならず『net学問』。間違いもたくさんあります。
この計数率と云うのが此また解りにくい。
じつは解りにくいのではなくCPMその物が1分間に放出されるパルスの数でその強さは全く関係ない所に問題があるのです。
その上、線種も考慮しなければならないことが解ってきました。
つまり減衰の早い線種もひとまとめにしてはいけない。
簡易型の場合、γ線のみに特化する必要があるコトが解ってきました。
α線(紙でも遮蔽できる)やβ線(数メートルしか飛ばない)の性質を理解した上で、γ線を測定しないとα線β線(変化が多く測定が難しい)が誤差として測定結果に取り込まれてしまう。
α線β線を無視するわけではなくその影響には注目していなければなりません。
これをふまえてCPM値が大きければμSv/h値も大きくなる。その比率はGM管の個別感度によって違ってくる。
ここに到達するまでずいぶん掛かりました。
頭が硬くなっている証拠です。
結局この個別感度を知らねば校正は出来ません。もちろん目安レベルでよいことは最初からの目標です。
結局比較式で校正することが必要です。
隣に正確な物を置き比較することが良いのですがそれは難しそうです。『はかるくん』など簡易型の貸し出しもあるようですが個人では借りられません。
とてもアマチュア的ではありますが気圧計の校正などでよく使う方法があります。
高気圧の領域で天気が安定し風も強くない日、ヴォルメット放送などのデータを鵜呑みにしてそれと比較するのです。
気圧は高気圧帯の場合あまり変動がないことを利用しなるべく近くの空港データを利用します。
それと同じコトをやってしまうのです。
放射線量もホットスポットなどなどが有るとは云われますが雨などが降らない気象が安定した日、町で発表する近隣測定データで校正してしまうのです。
幸いにも200mほど離れた公園で測定が始まりました。これを使わない手は有りません。

ヴォルメット放送についてはこちらを参照下さい。
この日は東京成田近郊では校正日より、西日本では天気が荒れ模様気圧の変動が激しく不適当でしょう。短波のラジオが有れば聞くことができます。

2011年7月5日火曜日

放射線レベルがヒタヒタと

このところ放射線レベルがヒタヒタと上がっています。
原発事故後も埼玉県の放射線レベルは0.04~5μSv/hで安定してました。
ところが一週間ほど前から少しずつ上がりはじめています。
懸案の自作線量計はまだ完成していません。作業を急がなくては・・・

我が杉戸町でも県のデータだけでは気になりだしたのか近くの公園で測定を始めました。
何と『0.16μSv/h』です。これを年間量にすると1.4mSv/y・・・これから下がると予想していたのでこれより低い値になるとは思いますけど。
しかし現実には上昇傾向。
今になって上昇とは?
隠している放射性物質の放出があったか?
最初のデータにごまかしがあったか?
先日、福島で作業環境改善のため原子炉の区画扉を開放した。(6月19日)
溜まった蒸気と同時に放射性物質が飛散したのでしょう。
相変わらず『近隣への影響はほとんど無い』とのアナウンスがあっただけです。
正直に最近のレベル上昇はOOOのため、と云って貰いたい。
まだ解放していない原子炉もある。まだまだレベルは上がるでしょう。
これ以外の理由は思い当たりません。

いま線量計を作り始めて、測定の難しさが多少解ってきたのですが200mほどしか離れていない公園で
県のデータの3倍とは!
新たに測定を始めた杉戸町のデータはどれも県のデータの2~3倍。
見えない電波を扱いなれてはいるのですが放射線の測定はさらに難しそうです。
0.16と云う値、心配するほどではありませんが手放しで安心とは云えません。
いつまで続くかが問題です。
原発の汚染水どうやら除線が始まったようです。次は土壌汚染の除去ですがこちらはどうするのでしょう。一向に話が見えません。

2011年6月30日木曜日

世の中甘くは無い その2

制作中のガイガーカウンタはいろんなジャンク基板の寄せ集めになりました。
そこでいろんなアクシデントが発生しています。
カメラのフラッシュ利用の高圧回路の電源は電圧を調整したため2.5V、しかし出力-側と電源+側が共通。
歩数計の電源は1.5V。この電源電圧の違いは最初からわかっていたのでダイオードを直列に入れるなど対策は問題なし。
しかし、パルスの入力は、リセットの入力は、グランドが共通ではありません。さらに電源に対してそれぞれ浮さなければならない?
これを繋いで信号やり取りするのは・・・
フォトカップラのお出ましか!
『簡単に』の目標から遠くなりそうで頭がクラクラするのは暑いせいか放射能のせいか!!

2011年6月28日火曜日

世の中甘くは無い

簡単にできそうな気がしたガイガーカウンタ。
今チョットつまづいています。
カウンタその物ではなくGM管から得られるデータ(CPM)をなんとか解りやすい?一般的な?μSvに変換したいと思ったのですが本来無関係の放射線の数(強さは関知しない)CPMと放射線が人体に与える影響つまり放射線の強さがその要素であるμSvは単純な比較が出来るはずがない。
巷に現れる簡易変換係数はその機種におけるモノでGM管が変われば変換係数は違って当然。
net上にある勘違いしそうな表記に引っかかるところでした。
GM管の感度は個体差があるだけではなくその感度補正も難しい。
仮に、あるGM管で測定したら10CPMだったものが他のGM管では6であったりする。
弱い放射線を取りこぼしている。取りこぼしたデータはその後アンプを入れても拾い上げられない。
そう云いながらも未だ本筋はつかんでいないのです。
CPMとμSvとは相関があるので変換が出来るのは間違いではないと思う。
誤差についてはかなり大きいモノと思う。
それは比例関係ではなく相関関係だから。
このままでは目安になるほどのモノしか作れない。それでも平常値と明らかな異常値を知ることが出来れば良いのかもしれない。
多分役に立つだろう。
『おいおい!ずいぶん尻つぼみだねえ』
そう云われても仕方がないが基準になる線源などに手を出すと、気がついたときはそれにより被曝して放射線障害を発症しないとも限らないです。
『深入りしてはいけない』 これだけは念頭にいれて置かねばならない。

2011年6月24日金曜日

表示はデジタルにしよう

アナログにするかデジタルにするか迷ったガイガーカウンタの表示、簡単にまとめることを主眼にデジタルで行くことにします。
表示器は歩数計の改造。速いカウントは苦手だけどガイガカウンタにはピッタリでしょう。
家内の使ってた歩数計100均のでは無いだけあって文字が大きい。使いにくいと何か不満げなのでうまく丸めて取り上げました。
早速改造、何本かの線を引き出し改造完了。
5桁もある歩数計の表示器、1分で5桁になるようなパルスには応答できないと思います。
仮に10000カウントを表示したら多分自分が危ない。

デジタルに決めたホントの理由
測定結果の単位系CPMをμSvに換算する、演算を簡単にやってのける方法を見つけたからです。
そのほかGM管の感度不足を補正する簡単な方法も発見しました。
実験を進めるうちに私のGM管はあまり感度が良くないらしいコトに気がつきました。規定時間あたりのカウント数に取りこぼしがあるように感じます。(弱い放射線を検知しない)
アノード電圧を上げれば多少の感度アップは可能ですが異常放電に繋がります。
GM管は放射線の強度には無関係で一定レベル以上の放射線数を数えるだけです。
一定レベルという曖昧な要素をどうするか他のGM管は10個数えるところ私のは6個しか数えない。
この6個を10個と表示させるには・・・・
この方法あまりにも簡単でチョットだけ ヒ・ミ・ツ!

2011年6月22日水曜日

ガイガーカウンタの高圧電源

思いつきで始めると後が大変です。
飛び上がってから着陸地点を探すようなモノ。うまく降りないと自爆です。
GM管の動作試験をしたメガー、じつは借り物なんです。返せと云われないので好きなように使ってますがいつまでもそんなことが出来るはずもない。
とりあえず置き換えようの高圧電源を作りました。
と云っても本当は使い捨てカメラのフラッシュ電源の改造です。
一番程度の良さそうな後期モデルの電源をいじってみたところ電圧は約340V。1.5Vの乾電池で動作するのですがこの電圧安定度が凄く良いのです。電池が1.4Vを下回ると出力電圧が下がってしまいますが電池電圧が高くなっても出力電圧はほぼ一定です。
(実験には電圧を変えられる電源を使用)
私のGM管には400Vの電圧が欲しいのです。
トランジスタと2~3の抵抗とトランスだけで良くもこんなに安定なモノが作れるモノだと感心し、改造計画は挫折。
チョット旧式のフラッシュ電源はどうだ。
旧式は良いなあ。電池電圧を変えると1.8Vで400Vをクリアこれで良し!
不要な部分を切り落とし大きさは約25X35飛び出した黄色いのは平滑用コンデンサ。
オリジナルのコンデンサはあまりにも容量が大きすぎます。
これは0.47μF、もう少し小型のコンデンサを使えば基板の隙間にのっかりそう。
次は表示器。アナログメータが良いかデジタル式がよいか、音で聞くだけでも良いのか。
うまく纏まるかだんだん心配も・・・・


2011年6月20日月曜日

作ってみました・ガイガーカウンタ


さて、昨日買ってきたGM管を使ってとりあえず動作するモノを作ってみました。
半田付けの数はほんの僅か。
手持ちの部品をつなぎ合わせただけです。
高圧電源には500Vメガーを使っています。
昔はハンドル回していましたが今はSWポンで500vの高電圧が発生します。これをGM管の電源として使っちゃいます。基盤にのっかってるのがGM管です。これはいろいろあるのですが詳細は知りません。ベータ(β)線とガンマ(γ)線を検出できると書いてありました。出てきた信号を友人から貰ったアンプ(黒い箱・100均で買ったらしい)を通してイヤホンで聴いてます。
プツン、プツン、と時々聞こえます。時々早かったり遅かったり。1分間に6~7回(6~7CPM)。
このデータを最近聞き慣れたマイクロシーベルト/毎時(μSv/h)に換算するには0.00833を掛ければ良いらしい。と云うことは0.05~0.058μSv 自然放射線レベルで今日の所は問題なさそう。
計算は気楽に八掛けで良いでしょう。簡易換算・どうせ誤差の大きなモノです。

このままの姿ではいかにもお粗末。いずれキッチリ作ってイザと云うときに備えましょう。
CPMとμSvの換算もなんとなく?マークが付きます。
CPMって放射線の出た数でその強さとは関連がありません。GM管の感度によっては取りこぼしもありそう。実際にはどうなんでしょう。
しかし放射線の計算はとても難解で私には手に負えません。とりあえず簡易換算を鵜呑みにしておきます。

放射線検出に熱くなると標準的な線源が欲しくなります。しかしそれは被曝と裏腹でとても危険です。
キューリー夫妻も実験による放射線被曝が原因で放射線傷害に苦しんでお亡くなりになったと聞いています。(夫の直接死因は交通事故)
深入りはしませんように!!

2011年6月19日日曜日

GM管(ガイガーカウンタの心臓部)

しばらくぶりに秋葉原へ行ってきました。
日曜日の歩行者天国は忌まわしい事件や、人災とも云われる原発事故を忘れ去るほどの賑やかさです。
買い物の予定もなくジャンクや巡りも掘り出し物や面白いモノもなく帰途につく前に情報源でもある『桜や電機』に顔を出ししばし雑談。
ふと目に付いた『GM管あります』のフダ。
おやこんなモノ売ってるの!
結構売れてるよ!
でも高圧電源や表示が厄介で!
簡単に作る方法無いかなあ!
どうせキッチリ校正なんか出来ないから正確なモノは無理だけどレベルを比較するだけならそんなに面倒なこと無いんじゃあないの!
つい口が滑ってしまった。
店を後にしたとき鞄の中にはGM管が入っていたのです。
このGM管、ロシア製であることは解ったのですが検出可能線種など素性は???

さて、簡単、簡単、と軽口を叩いた災いは・・・
帰りの電車の中、居眠りしながらとりあえず簡単にテストする方法は・・・
使い捨てカメラのフラッシュ電源はあまりにも有名。
ただテストだけなら・・・
閃いた方法は思いも寄らぬ新方式・・・あしたのお楽しみ。

2011年6月11日土曜日

シーメンスのXtal (社名表記を訂正しました)

先日、友人からいただいたXtalの話をしましたが、その中にドイツではとてもポピュラな会社ですが日本では見かけることが少ないシーメンスのXtalがたくさんありました。
一番左を除いてすべてシーメンス製です。
左は、HC13/Uと同型、型番の記載やメーカ名の記載もありません。
周波数は100kHzで30pFの記載があります。実際に発振させて見ると30pF程度の負荷容量を接続するとほぼ正確な周波数になるようです。
(簡易カウンタのため精度不詳)
右側の上(裏)下(表)は基板取り付け用アッセンブリと思われます。基盤に実装した後Xtalのみ交換が可能で安定な取り付けが出来ます。日本では見かけないユニットです。
中央の6個は前述の通りシーメンス(SIEMENS)の製品です。型名の記載はありませんがHC6/UとHC18/U(小型)と同型です。
リード線の引き出しはハーメチックシールですが製造時期による構造の違いが見られます。
上段の左側はガラスケースなので内部がよく見えます。周波数は140MHZで原発振は1/9です。
このタイプはPHILIPSやQK(正式名不詳)でも見かけますが日本製はほとんどありません。
写真では詳細をお目に掛けることが出来ず残念です。

私のXtalコレクションも最近は沈滞気味です。こういうのを見ると海外のHAM(アマチュア無線)イベントに行きたくなります。
来年は何とかして行きたいです。
でも、よく考えてみますと最近のHAMはXtalなんて見たこと無いのかもしれません。
ダイヤルを回せばXtalなんか意識せず好きな周波数を選択できるのですから。
無線機の内部を開けて改造調整が自由に出来る資格はアマチュア無線だけだと思います。
その資格も生かされず幻になりそうです。
最近の無線機、壊れたら自分では直せないですね!

★シーメンス(SIEMENS)かジーメンスか?
なじみの深い社名ジーメンスですが・過去においては確かにそうだったと信じていますがシーメンスが正しいのではと、云われ調べてみましたらシーメンスグループのホームページでも日本語表記で『シーメンス』を使っています。それを確認したので訂正しました。
発祥の地ドイツでは当然SIEMENS、それを日本語や英語にするから厄介なことになるんですね。
シーメンスと云う人が多いのは知っていたのですがジーメンスが正しいとの思い込み、失礼しました。
電気の単位系としてはいまだジーメンスを使っているように思います。

2011年6月4日土曜日

ドイツから義援金

昨日(6月3日)JAIGのdf2cw、dn2mcw壱岐さんご夫妻を囲んで食事会がありましたので行ってきました。
壱岐さんは今回の東日本大震災にドイツの友人から預かった義援金を届けに来日されました。
このnewsはQTC-Japannに掲載されています。
ドイツのJAIGメンバーそして友人の方々ありがとうございます。

この食事会の席で私はスペシャルプレゼントをいただきました。それはこの写真のにあるXtalユニットです。
最近新しい発見が無く沈滞気味のXtal コレクションですがこの中に珍品が紛れ込んでいます。
近々MUSEUMに登録させていただきます。壱岐さんありがとうございます。

2011年5月31日火曜日

なんきん

カミさんの買い物のつきあいで道の駅へ行ってきました。
実はそこに金魚を売っているのを知って行ったのですから、私の買い物につき合わせたと云うのが正しいのかもしれません。
もう2ヶ月ほどになるでしょうかチョットした不注意で白点病が蔓延しタナゴ4匹とドジョウ1匹を残して全滅してしまったのです。
寂しいのでタナゴのお友達を入れてあげたかったのです。
道の駅の金魚売り場ですから子供相手の金魚で安くて元気の良いのが取り柄です。
その中に『なんきん』と書かれた金魚(稚魚)がありました。背びれがないのでランチュウ系?
ただそれだけの選択肢でしたが、後で好事家の好む品種と知りチョットびっくり!
もちろんB品と思われますが賑やかになりました。
繁殖させたりとか難しいことは全く考えていません。
それどころか田んぼのタニシを入れたり60センチの水槽が賑やかになって楽しいです。
タニシはドンドン子供を生んでガラスの掃除をしてくれます。
なんでも一緒に入れて金魚さんやタナゴさんには迷惑かもしれません。
金魚は大きくなるとタニシやメダカなんかもみんな食べちゃうんですよ。



2011年5月30日月曜日

首ながのドリルチャックハンドル

フライスに付けたデジタルスケール、少々短くて改造していました。
いずれ写真をお目に掛けますが、そのとき気になったのはドリルチャックのハンドルはどうしてこんなに首が短いのだろう。
長短有るならそれも良いのですが長いものは売られていません。
長いのが欲しいなあ~ そう思うのは私だけではないようです。
こちらにハンドルを長くしている人がいました。
このサイトの主、のほほんさんいつも楽しい物作りをされています。湧き出るアイディアはいつも楽しくすばらしい。
私もまねして作ってみよう。
どのように改造するか沸々と沸き上がるモノを感じます。

2011年5月29日日曜日

ホームページの更新

最近ホームページの更新が進みません。
当然のことながら親しい仲間からも云われています。
実際には過去の記述で怪しいところやミスタイプを時々修正しています。
何はともあれこういう云い訳をするようではダメというのは良くわかっています。
自分でもエネルギー不足を感じプリント基板がよく見えなかったり、ノギスのメモリ(バーニア)がダブって読めなかったり、PCのソフトに至っては簡単なはずのことが理解できなかったりでだんだん腰が重くなっています。
もう不言実行は不言居眠に通じ、取って付けたような『有言実行』なんて間違っても云えません。
それでも今年こそは雷害対策、何とかしよう。CNCフライスも不具合を直し一歩前進したいのですが・・・

2011年5月24日火曜日

ブログの中身

思いついたこと、ただ書き記しているのですけれど後から読んでみると心に大きなうねりがあることに気がつきます。
本来工作ネタに特化したいのですが、どうしても社会ネタが割り込んできます。
だんだん熱くなって工作ネタはどこかへ吹き飛んでしまいます。
それでは本末転倒。
やはりここは 『工作ネタ』 で行きたい。
その様なわけで社会ネタはとりあえず
『放るモン』 <http://ja1cvf2.blogspot.com//> に引っ越しました。
それでも何か割り込んできそうな予感!
なんにでも手を出す悪い癖。これは治らないのかもしれない・・・

2011年3月17日木曜日

福島原発事故

http://ja1cvf2.blogspot.com/2011/05/blog-post_20.html
こちら 『放るモン』へ引っ越しました。




だんだん厳しさを増しています。
避難範囲は今まで通りでよいのか?
放射性物質が飛散してからでは間に合わない。
放射性物質の飛散はどの程度が予想されるのか?

早めの避難が必要ではないのか?
そろそろその時期が来ているように思うのだが。
こんな心配無駄なこと、そうであって欲しい。



このブログに有りました原発事故関連は
こちら 『放るモン』へ引っ越しました。

2011年3月16日水曜日

計画停電と鉱石ラジオ

計画停電・いろいろ取りざたされてますが、昨夜ついに停電となりました。
以前町内会で配られた懐中電灯とラジオが一体となったモノを用意していましたのであわてることなくそのときを迎えました。
しかしトイレに行くにも懐中電灯は持って行かねばなりません。
「ラジオが他になかったかなあ」 そうですこんな鉱石ラジオ(ゲルマニウムラジオ)がありました。
家の中で使うときは三脚を外すこともできます。
早速寝室に持ち込み電池の心配もなくラジオの情報を聞くことができました。
我が家では鉱石ラジオでもスピーカが十分な音量で鳴ります。
これは放送局からの距離にもよりますが、鉱石ラジオの音がこんなに力強く聞こえたのは初めてかもしれません。
そうか! 24時間放送されてるラジオ。もっと活用しなければ。改めて認識しました。


2011年3月15日火曜日

北米プレート

北米プレートって何でしょう。
インターネットは便利です。ウィキペディアに解説が出ています。
しかし、インターネット情報には信頼性に欠けるモノがあります。信頼性の判断は各人にゆだねられ、非常に重要な要素です。
というわけで、東日本はこのプレートの上にあります。
三陸沖で始まったこの地震、南へ下がって茨城沖へ、そして関連はないと云われますが長野新潟県境付近の地震、東京湾内の地震、すべて北米プレート上の地震です。
最近の地震はこちらに詳細が出ています。
3月の9日頃から発生具合を見るとどのようなところに地震があったかわかります。
これを見るといかに大きな地震群であったかがわかります。

2011年3月12日土曜日

地震

11日14時40分頃の地震。
揺れを感じ、収まるかと思いきや次第に激しくなり大きなガラス窓のそばから家の中では安全と思われるところに避難。
このときの震度は5強。
数分経ったでしょうか静かになり周りを見渡す。
不思議なことに、揺れが激しかったとき棚や周りの物を見渡す余裕がありました。
工具や資料の入った移動式の棚が転倒しそうで必死に押さえていました。
大きな被害もなく無事と思ったのもつかの間。
玄関では金魚の水槽から水が溢れ水浸し、トイレもロータンクの脇から溢れた水で床が濡れています。
台所の食器棚は転倒防止固定が効いて揺れもなく扉も開かず結果として被害なし。
何となく気になり2fへ、その部屋は物の見事に棚の荷物が散乱していました。
我が家は利根川から10kmほど離れてはいますが扇状地のような所。地盤がよいとは云えません。
建物は南北から45度位シフトした南東向きです。
物が落ちた棚は北東面に背を向けた棚だけです。180度反対側の南西面に背を向けた棚は被害がありません。90度振った棚も問題有りません。
棚の使い方、構造、考え直さねば。

気になったこと。
最初の地震は東北地方、そしてしばらくして(30分か1時間か)茨城沖で、日が変わって(最初の時間から18時間くらい)長野新潟県境付近・これは北米プレートが舌のように伸びているところ。
同じプレートの境目。
この地震でプレートのひずみが解消されたなら一安心なのですが、大きなプレート変動の序章でないことを願うばかりです。

2011年3月4日金曜日

メータパネル

チョット時間があったのでアナログメータのパネルを作るための原画をコピーしてみました。
これはその中の一枚ですが6分割で6V,3V、または電流スケールとして使えます。もちろんその倍数もOk!
このほかに15分割や4分割、5分割なども作ってみました。このくらいの種類があれば基本分割の倍数なメータは簡単に作れるのでほとんどのモノに対応できそうです。ただしリニアにならないモノはダメです。それはそのとき考えましょう。
実はこのパネルすべてを自分で作ったわけではなく既製のメータパネルをスキャナーでコピーし文字を消しただけなんです。
著作権・・・自分で使うだけですからお目こぼしを!!
実際に使うときはスケールの文字を書き込むのですがコンピュータで簡単に書き込めます。
昔はこの文字書きが大変な作業でした。大きさの変更も自由自在、便利な時代になったモノです!
ジャヤンクのメータなどを使うときは既存のパネルを裏返しにしてそれにこのパネルを貼ればどんなメータも簡単にできます。


2011年3月3日木曜日

スカイツリー

先日600mを超えたスカイツリー、そばで見ると確かに背が高いです。
スカイツリーのすぐ隣にある業平橋駅は写真を撮る人でホームが大混雑、『ホームで写真を撮らないでください』と書かれているとか。
新観光地は既に人気爆発です。駅名も変えるとか!
カメラに納めようとするとさらにその高さを感じます。
お天気が良かったのでスカイツリーの地元、浅草・浅草寺の五重塔の脇から写真を撮ってみました。
浅草寺界隈を歩いていますといろんな角度でその雄姿を見ることができます。
日本古代建築技術の傑作である五重塔、そして近代建築技術の粋であるスカイツリー。単純に比較できるモノではありませんが日本の耐震技術の進化を見たような気がします。
五重塔の耐震技術は現在でも通用するモノであり、そしてスカイツリーも同じ原理の耐震構造が使われているらしい。
一方でちょっと視線を変えた場合、建築技術の誇示あるいは観光資源としての価値は十分にあるとは思うのですが電波塔としての価値はどうなんでしょう。
地デジ放送の難視対策ということですが、既に難視対策としてBS放送衛星から地デジ(NHKと関東キー局)が放送されています。これの受信には申請が必要でスクランブルが掛かっており普通は受信できないのですが、こういうことができるならスカイツリーや各地に点在する中継局も要らないのでは。
BS放送衛星からの地デジ放送スクランブル化は地方局対策のためとも云われてます。つまりBS放送衛星から全国放送されたら地方局が成り立たない・これが本音のようです。

2011年2月25日金曜日

こんなもの!

こんなもの、買ってしまいました。
ホームセンタへ久しぶりに行ったらこんなものが有りました。
クレジットカードより少し大きめ55X85mm、ほぼ名刺の大きさです。厚さは6mmチョット厚い。(エビス カードレベルED-CD ¥680?)
ポケットに入る水平器です。垂直水平のほかに45度、60度が測れます。もちろん30度も一工夫すれば可能です。
使い道がどうとかより気泡の動きがおもしろく買ってしまいました。8センチの寸法メモリもあるので買い物のとき寸法確認に役立つかも。
ついでにもう一つ。
シンワのデジタルノギス30センチでも1万円を割る値段です。中国製ですが日本のメーカ・シンワですから廉価版ではあっても粗悪品ではないと思います。残念なことにデータ取り出しのコネクタはないようです。
デジタルノギスを買うときはオートパワーoff機能があるものを買いましょう。
SWの切り忘れ・私がよくやる失敗です。
トップメーカといわれる瓢箪の絵が描いてあるモノは相変わらず横目で素通りです。とても買えません。

2011年2月22日火曜日

安房勝浦のひな祭り

お寺の階段にぎっしり雛飾りをするので有名な勝浦のひな祭りを見てきました。
朝7時頃から何十段もある階段に何時間も掛けて並べる雛飾り、それは見事なものでした。
お寺の雛飾りだけと思ったのですが町のお店のショーウインドウの中とかアパートの非常階段とかあちらこちら、朝市の売り物、野菜の間や魚の間にも所狭しとお雛様がぎっしり。
このお店何やさんだったか? 2階の窓先に並んでます。よく見ると入り口の軒の上にも。
それは見事なものでした。
娘の雛飾り、飾らなくなって久しいですが久々によいものを見てきました。


2011年2月7日月曜日

鬼の撹乱で鬼の霍乱

話は節分にさかのぼります。
節分といえば『鬼は外、福は内』の声で始まる豆まき行事があります。
大声出して『鬼は外、福は内』と叫ぶのは気の弱い私にとってチョット恥ずかしい。
鬼にも聞こえないほどの小さい声で『鬼は外、福は内』それも家内に代役をやらせたのですが、その声の小ささが鬼を刺激してしまいました。
節分で豆に打たれる怖さから逃れた鬼が日が変わったのをよい事に気弱の我が家に集結したのです。
節分の翌日は『立春』・新芽が芽吹き元気いっぱいのはず。
それがどうもおかしい。
異常に気が付いたのは愛用のコンピュウタです。朝からSWを入れっ放しでしたが仕事も少なくコンピュウタは居眠り状態です。マウスをクリック!いつもはこれで目が覚めるのですが一向に目を覚ましません。
起きろ!と掛け声を掛けながらもう一度クリック!
目覚めないコンピュウタにイライラしながら何と無くラグチュウ用のトランシーバに目をやると、ディスプレーの表示が(-)マークでいっぱい。
おい!どうなってるんだ!とpttSWをカチャカチャやってみる。電波は出ているしちゃんと通信は出来ます。でも表示は(-)マークばかり。
何がどうなったか解らないがトランシーバの電源を落として再起動・どうやらトランシーバは正気を取り戻しました。
さて、コンピュウタはどうなったか。
相変わらず居眠りを続けて、私の指令をを全く無視している。
最後の手段電源SWの長押し・強制的に電源を切りました。あまりよい事ではありませんが仕方がありません。そして再起動・・・ディスプレには
『接続されていません。信号ケーブルを確認してください』と表示される。
コネクタはキッチリロックされて異常はない。
それなのに・・・もう一度再起動してダメならコンピュウタの解体ショウをやるしかない。
覚悟しろ!と云いながら再起動するも知らん顔。
ついに解体ショウの始まりです。
コンピュウタのケースを開けてすべてのコネクタを外してお呪いのようにコネクタ周りを掃除してお祈りしながら組み立てます。
どこが悪いのかは全く解らないのですから丁寧にお祈りします。
電源SWを押して『ようこそ・・・』の文字が出てやれやれ・・・

これですべてが直ったと思ったのですが、節分でいじめられた鬼の撹乱はこれからが本番だったのです。
コンピュウタも快適に動き出したのでホットしたのもつかの間、なんだか自分の体調がおかしい。
尾篭な話で恐縮ですがあわててトイレに駆け込みました。
それからがいけません。症状を詳しく書くのも気が引けます。トイレに何回行ったか解らないほど。
『こりゃダメだ』週末の新年会をキャンセルして医者に行こうとしたのですがまともに歩けません。
救急車を呼ぶほどではない!翌朝少し落ち着いたので医者の門をたたく『ウイルス性胃腸炎』・ノロウイルスに感染でした。
完治までは一週間と云われましたがどうやら鬼も退散し鬼の撹乱は終わりになったようです。
私にとってはまさに『鬼の霍乱』
節分の豆まきはしっかりやりましょう。
もう遅いかもしれませんが『鬼は外、福は内』『鬼は外、福は内』『鬼は外、福は内』。
3回やるのが正式らしい???

2011年1月25日火曜日

干し柿


去年の暮れ、柿ノ木が邪魔なので伐ってほしいと頼まれたのです。
柿ノ木は渋柿で6個ほど実が残っていました。
捨ててしまうのは勿体ないので軒下に吊るしてみました。皮をむいて吊るすまでは良く見る景色、何と無く軒下に掛けたのです。
12月の12日でした。
関東地方は上天気に恵まれ白く粉がふく日を楽しみにしていたのですが一向にその日は来ません。
『干し柿の作り方』netで調べてみたのですが流儀がいろいろどうも良くわかりません。
粉がふかないのは寒さが足りないせい!勝手に判断しそろそろ1ヶ月、我慢できずに1個を試食。
甘い、これは成功!と思いきや次第に渋みが現れました。
またnetで調べました。柿の渋みはタンニンの仕業・日に干すことによりタンニンが不溶性になって渋みを感じなくなる。
なるほど、時期尚早と云うこと。
ついでに調べた『柿もみ』・吊るした柿の形がまるいまま、何と無く気になっていたのです。
どうやら白い粉がふくのもこの柿もみにその秘密があるようです。
柿もみ器なるものがあってそのウタイ文句に『綺麗に粉がふく』とあります。
遅ればせながらチョットもんで見ました。やわらかさが均等になったような感じ。
これの作業時期は遅れたような!
そして先日最後の試食、粉はふきませんでしたが甘さもぐんと強くなって渋みは全く無くなりおいしくいただきました。
最後に残った、たった3個の干し柿・格別の味。
次回はもっと上手に作れそう。でも柿ノ木はありません。