2011年9月26日月曜日

小型化のツケ・PCが壊れた 3

私は小さい機械が好きなんです。
コンピュータも同様でキーボードの大きさは指の大きさとの関係で制限がありますけど本体は出来るだけ小さい方が好きなんです。
目にとまった mainPCはA4サイズ(約29X18)で厚さは7cmとても小さくて気に入ってます。
ここまで小さくすると物事割り切って考えないと実現できないのかも知れません。
HDDは2.5インチ、DVDも薄型です。notePCと同じような考えで部品を使っているのでしょう。
購入したのは2007年の暮れ。これが壊れたのです。
Vistaの時代です。この頃小型PCはかなり流行っていまして色々な機種が販売されていたのです。
現用のスリムタイプに飽きが来て物色していたとき目にとまり購入したのです。

実はこの頃、別の小型IBMを手に入れ格闘していたのです。
小型IBMは放熱が悪く夏になると元気がなくなるPCでした。
その後秋葉原にジャンクがドッと溢れたモデルです。
『PCの夏ばて対策』
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/pc-natubate/pc-natubate.html
を参照下さい。
これで苦労していたはずなのにさらに小さいPCに手を出しました。
それでも発熱の少ない部品を使っているせいか今まで快調に使っていました。
壊れたPCを確認した所、部品などに大きなダメージはなくもしかしたらと疑心暗鬼でCPUの放熱器を外してみました。
原因は解明しました放熱器のコンパウンドがカサカサで固まった状態です。
実は以前にもここを点検した記憶が蘇りました。
最近はゴムシート状のコンパウンドを使うことが多いようですが固まってしまったので普通の放熱器用シリコングリスに変更していたのです。
シリコングリスを塗り直し一件落着です。

実際にはここの到達するまでには紆余曲折、数日を要したのです。

IBMと旧タイプex mini 2度の放熱不良によるトラブルに見舞われ小型化のリスクを再確認したのです。
*ex mini は大幅モデルチェンジをして少し大きくなっています。
気がつけば、最近超小型PCはあまり見かけません。
CPUの高速化に伴い多分放熱のトラブルが多かったのでしょう。

大きな声では言えませんがまたまた小型PCを手配しました。
懲りずに『あんたも好きだね~』と誰かがささやいてるような・・・
260X260X110と少し大きめですが、苦労した小型IBMと同じくらいです。
これは凶と出るか吉と出るか???

CASSIOPEIAは永遠に・PCが壊れた 2

星座の話ではなく、知る人ぞ知る今はなきカシオの名機(PC)です。

mainPCが具合悪いのでCASSIOPEIAの再登場です。OSはMe・SWを入れたらチャント動きます。
このPCはとても気に入ってたPCでこれを最後にカシオはPCから撤退しています。
でもアプリケーションは何も入っていません。セキュリティのAVG位入れなければ!
ところがOSが古すぎて適応するモノがありません。
仕方がないので危険承知で mail だけ受信。要件見てSWoff。
これを使い続けることは出来ません。
最近は最低でもwin2000以上のOSでないと動かない時代になってきたようです。
* 2000よりMeの方が新しいのですがMeは見捨てられたようです。手持ちのアプリケーションはもちろん動きますがセキュリティの問題で困ったことになります。

IBM(Ubuntu)も快適に動いていますがこちらもセキュリティ対策が不十分で実用と云うよりはnetサーフィンを楽しむマシン。

Windows8がささやかれるこの時代にある程度PCを進化させていかなければならないには当然ですが、我が家のPCもその潮時か。
mainPCは2011年11月WinVista入れて、その後Win7に更新し快適に使っていたのですが・・・

秋眠暁を覚えず・PCが壊れた 1

秋眠暁を覚えず。
おい!春眠・・・の間違いじゃないのか!と云われそう。

このところ流石の残暑も収まり、『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉が素直に聞こえます。
熱帯夜もなくなりぐっすり眠れるようになってきたのです。
ところが最近我がPCもぐっすりお眠りになるのです。

先日、我がPCはsleep in して目覚めないのです。
暫く操作しないとき休んでいただくためにスリープモードを設定してあるのですがキーボードを叩いたりさすったりしてもぐっすり寝込んで目覚めないのです。
ついに、強制終了して再起動しても目覚めなくなりました。
起きろと声を掛ける?とアクセスランプがチカチカして起きるそぶりをするのですがそのまま目覚めることはありません。

一応定番のコネクタ抜き差しなどして再起動、おっ!起きた起きた!
そして色々作業してチョット一休み。
気がつけばPCもsleep inしてます。
『昼寝の時間は終わりだ、起きろ』と声を掛けると『眠いよう~』と云って目をシバシバさせるだけ。
起きてきません。

電源落として再起動すれば起きたのですが、それを繰り返すうちにとうとう再起動も出来なくなりました。
でもアクセスランプはチカチカしています。
それも次第に短くなり『ようこそ』の挨拶もせず知らぬ顔。

急ぎのmailが来るはず、どうしよう!

2011年9月19日月曜日

なんきん 終章

異常が起きてから約一週間ついに全てのなんきんが死んでしまいました。
過密なのは承知の上なんですがなぜなんきんだけが?
先住者のタナゴやドジョウは全員無事。
移住者の和金も全員無事。
原因は良く解りませんが環境変化によるストレスが原因と云うにはあまりにも短絡的。
なんきんは神経質と云う言葉も聞きますがストレスという言葉を結びつけるような理由付けに思えて仕方がない。
水温も危険水温ではあるが28℃以下を保っている。
本質は、過密→えさ量増大→排泄物増大→水質悪化が原因と思う。
30匹を安定に飼うためには水槽と同じくらいのリザーブタンクが必要か?
そうは云いながらも過密生活空間は金魚にとっても迷惑だろう。
60㎝水槽に50匹計画は暫くお預け。
だんだん大きくなることも考え現在の20匹を元気に育てよう!

2011年9月18日日曜日

MLA用VCの板金図をCADで書く

お約束のMLA用VCの板金図をCADで書くつもりでJWCADをインストールしました。
実はCADをまともに使ったことがないのです。
そのために難儀しています。
手書きならすぐ書ける程度のモノですがどうもうまく行きません。
今までCADを覚えるより手書きの方が早いと無精していたつけが回りました。
フリーソフトのJWCADで書けば誰でも同じようにプリントアウトできる、と思ったのです。
フリーソフトとは云え機能満載で私には大変です。
いましばらくお待ち下さい。どうしても書けないときは手書きかな!!

2011年9月16日金曜日

なんきん に異変

元気に育っていた なんきん 異変です。
メダカみたいに小さかった なんきん ですが大きいのは8cmくらいに小さいのも5cmを超える大きさになりました。
11日に和金が同居し始めました3~4cmくらいの稚魚です。
同居人(魚)が増えるとバトルが始まったりで金魚の世界も大変なのです。
神経質そうな なんきん も大きくなったのでもう大丈夫と油断したのです。
ところが急に なんきん の動きがおかしくなってきました。
病気の様子はないのですが動きが悪く鰭がキリッと開かない。
同居人が増えたので水質悪化、水質変化、が原因かと水槽のお掃除をしたのですがさらに状態は悪くなり3匹死亡、あと5匹も危ない。
後からきた和金はどれも皆元気。他の先住者も元気。

その道の詳しい人に聞けば 数が多すぎる と返事が来るのは自明の理。
60センチの水槽に28匹。居住者には気の毒ですが過密に飼うことが楽しみ。
もちろんそれなりに考えてはいるのですが今回は大失敗。
間もなく20匹になってしまうか?

2011年9月15日木曜日

電池の液漏れ

棚の上の時計が止まっています。クオーツの置き時計です。
1週間ほど前に動かなくなって電池を交換したばかりです。
そのとき(最初の交換のとき)、電池は液漏れで棚板が黒く変色していたのです。
「ひどい電池もあるモノだ」
漏れた電池は単3アルカリタイプでした。
時計にはマンガンという話は聞きますがマンガンはあまり売ってません。当然のようにアルカリを使っています。

アルカリ電解液は時間がたつと思わぬ悪さをしますので丁寧に掃除をし新しい電池を入れて修理完了のつもりでした。もちろんチャント動きだしました。

今日見たら時計が止まっています。
また電解液が漏れて棚はひどいことになっています。
さすがにそのまま電池交換という行動はとれません。新しくいれた電池は空の状態です。
点検のため電池を入れても今回は動きません。壊れたようです。
はずしモノの時計ユニットがありましたのでそれを・・・取り付け部分の型が違い交換できず。
結局、新しいユニットを購入し交換しました。
今度はチャント動くでしょう。

この時計、もう30年ほど昔のものです。
それでも中身を見ないと捨てられません。ユニットの外形は最近のモノと同じです。
Xtalは4.19・・・MHz ICはT3608(東芝?) 周波数補正のとリマも付いてました。
随分大きな部品を使っていたんですね。
基板も茶色に変色し電解液が染込んでるようなので廃棄しました。

2011年9月9日金曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥VCの形式

VCは耐圧が維持できればどんな形式でもかまいません。強いて云えば雨風、紫外線などの耐候性が要求されます。


それを考慮して、行き着いたところは、バタフライ型、外形(ケース)は円筒型です。
普通のS・VC(シングルバリコン)なら高耐圧の物がジャンクで入手可能ですが多く方がそれを避けています。
その理由は屋外の環境で高電圧に曝されロータ側が接触不良なることが多いからです。

バタフライ型の場合はステータをアンテナに接続しロータはフロート状態になりますので回転部分の接触が問題になることがありません。
ひらめきの早い人は2連VCを使えば問題ない、と思うでしょう。ジャンクで都合の良い物を見つければ間違いなく成功します。

友人のja1cxbさんは見事使いこなしております。
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/vc.html
しかしながらこれも入手難です。
作ることを考えると2連VCよりバタフライの方が作りやすいのです。欠点は最小最大の回転角が90°と云うことです。回転角が小さいのでチュウニングがシビアになります。

もう一つの注意事項は最小容量を小さくする工夫です。
特にマルチバンドや高い周波数での使用を考える場合はお気を付け下さい。
10~28MHzのトライバンダの場合VCの側板にアルミなどを使うと最小容量が大きくなって実現が難しくなることがあります。
ローバンドなどで使用する場合VCのみでは形状が巨大化しますので付加コンデンサを付ける工夫が必要です。これについては別途説明します。



外形は円筒型にしました。
アンテナ(VC)を垂直で使うか?水平で使うか?により条件は多少違います。
雨の日に使うとケースに付いた雨粒がチュウニングに影響します。角形ケースでは水はけが悪く影響が大きいことが解りました。水平にした場合、円筒型はその影響がハッキリと減少します。
垂直の場合はVCの上に空間を作り、傘を掛けると良いでしょう。

2011年9月6日火曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥VC制作に必要な条件、材料

MLA用VCは何回か作っているのですがうまく行かなかった物もあります。
HF帯100W(連続)出来れば200W、固定局で使う耐久性を検討します。
操作性についてはモーター等によるリモコンを考慮しますが私の実験課題に入れません。


100Wで使用するには耐圧5kVを確保、屋外使用のため紫外線、雨(雪)などの耐候性が要求されます。
*MLAの電気的特性などはnetに参考資料が沢山あります。それらを確認下さい。
耐圧5kVの要求では約5mm以上の絶縁空間が必要です。絶縁物の表面を走る縁面放電は条件が悪いとこれの10倍‥50mmにも及ぶことが有ります。何回かのテストの結果塩ビ板などで20mm以上有れば大きな障害はないようです。常に縁面距離を考えて作る必要があります。
★ 絶縁物にはホームセンタなどで入手できる素材にします。
プラスティック系の材料やさんで相談するとあまりにも品種が多く不勉強な私には対応できません。
塩ビ(PVC)、ABS、アクリル、スチロール、などですが耐候性が良く加工がしやすいのは塩ビ系です。
透明より着色された物の方が耐候性は良いようです。但し黒系はカーボンが混入されていることが多く絶縁上問題が発生する場合があります。グレー系が無難です。
下水配管などに使う薄口の塩ビ管が入手性、耐光性も良く使いやすい。
★ 金属部品はアルミ、真鍮、ステンレスなどを使います。入手先はホームセンタ、秋葉原などです。

★ 使用工具は誰でも持ってる一般工作工具の他にブリキ鋏とボール盤またはドリルスタンドです。
特殊工具は使いません。旋盤やフライス盤などは無いものとして考えます。
ボール盤が無いときはかなり困難がありますが何とかその対策を考えます。そうは云っても1万円以下で購入できますので購入されることをお勧めします。無駄にはならないと思います。
参考‥作業台 http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/kou/sagyoudai.html
★ 調整用に1pFが読める容量計が必要です。50MHz帯や28MHz帯などで使いたい場合はVCの最小容量も重要なのでご注意下さい。
容量計はローバンド用の付加コンデンサを作るときにも必要です。
参考‥LCメータ http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/lc-meter/lc-meter.html

2011年9月4日日曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥疑問

参考サイトの記事からも明らかなようにMLA(磁界ループアンテナ)大きな共振回路であることが解りました。もちろんアンテナとして見ればとても小さいです。
無線機との結合はリンクコイルが一般的です。
コレを見て誰でも気がつくのはVCを回せば共振可能な範囲でどんな周波数でも使用可能なことです。
しかし、全体の大きさや使い勝手から考えると2mバンド以上ではおもしろみは少ないと思います。

(小さくなりすぎる)
そのためかHF帯でマルチバンドアンテナを構成する例が殆どです。
その場合LC比やリンクコイルの巻き線比が全体のインピーダンスに影響してくることは明白です。
また、バンド内でも使用可能帯域がとても狭い・7MHZ帯で±5KHz程度でしょう。

実際にマルチバンドで使ってる人の殆どが使用周波数によって整合状態が悪いと悩んでいるのです。
はっきり云ってどのバンドでも具合良くするのは困難で適当なところであきらめる必要があります。
『出来る限り良くしよう』と多くの方が工夫のため必要以上の労力を使っています。
net上には多くの制作例や資料が上がっていますので色々な方法を楽しむことが出来るでしょう。
幸いにも多くの場合、アンテナがタワーの上でなくベランダや屋根裏部屋であったりしますので、後からの調整もやりやすくアマチュアライクのアンテナといえます。
もしあなたがシングルバンドでよいと云うなら多くの実例にある難しいことをせずバランと小さな非同調のループで結合すればすぐによい結果が得られます。
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/machingloop.html
この結果の良否はバランの性能に掛かっています。

マルチバンド化が簡単そうに見えて難しいのはアンテナのQが高いからです。
このアンテナの良さは高いQの上に成り立っているので結合回路のマッチング状態がはっきり見えてきます。『どれかを良くすれば他が悪い』・・・適当なところであきらめましょう。
実際の使用状況では結合回路を調整することは不可能で共振周波数を合わせるだけで精一杯です。
このアンテナを成功させるには電力に見合った良質のVC(variable capacitor)を入手することが絶対条件と考えVCに特化して考察することにします。
実際の使用状態での結果はja1cxbさんからレポートを頂いた物です。感謝!









2011年9月3日土曜日

MLA(磁界ループアンテナ)‥序章

暑い暑いと云って気がつけばもう9月。
HAMフェアの時お会いした方、MLAのバリコンについて色々質問を受けました。
実は私自身アマチュア無線用に使ってはいないのです。
しかしそれは興味がないのではなく使うシーンが無いだけなのです。受信用には結構使っています。


MLAは極端に短縮されたダイポールなどに比べ大きさは小さくとも調整が簡単で電気的性能も良いと思うのです。
欠点もあります。Qがとても高いので共振範囲がとても狭いこと、周波数を合わせるためにVC(バリコン、variable condenser、variable capacitor)が必要なことです。
特にアマチュア無線用としては送信用に使うため高耐圧のVCが必要です。
アンテナは大きい方がよいのは周知の通り。
それでも小さいアンテナが要求されるのは集合住宅や美観のため目立たないアンテナ・ステルスアンテナ(Stealth Antenna)の言葉も使われるようになっています。
MLAに使えるVCは市販品にはなくjunkを改造するなど多くの方が苦労しておられます。
10年ほどになりますがMLAに使えるVCを作ってみました。
参考記事がこちらにあります。
http://www.qtc-japan.net/2001/  Home brew‥ja1cvf
http://park15.wakwak.com/~ja1cxb/
この中の一番最初に手がけた物が一番良くja1cxb局で今でも使用に耐えています。
少し大きすぎると云うことで小型化を試みましたが余りよい結果が得られていません。
それらの詳細はja1cxbのホームページに書かれています。


まだVCが欲しい人がいる。前回の記事は制作の概略しか出ていないのでヒントにはなるけど実際には作れない。もっと具体的に書いて欲しい。


もう一度欠点を洗い直しやってみよう!

2011年9月1日木曜日

クリップとハンドバイス

これは書類などを束ねるクリップです。
工作の小物掴みに利用します。
クリップにはいろんな形の物があります。昔よく使ったのは洗濯ばさみです。
形も色々身近にあるので会社の事務所からクスネたりカミさんからひとつ頂いたり結構役立ちます。
しかし工作にはこのタイプがお勧めです。 
小さな物でも保持面が大きくしっかり掴めます。何より嬉しいのはレバー?が自由に曲がるのと縦横安定した状態で置くことが出来ます。
小物部品の固定やハンダ付けの補助具には便利でいくつかストックしています。(会社からクスネた物ではありませんヨ)


しかし、保持力が弱いかな!目的外使用なのでしかたがないとは思いますけど。

もうチョットがっちり使いたいときハンドバイスとかバイスプライヤと呼ばれるクランプがあります。
これはとても便利な工具です。後ろのネジを回して保持力を調整しハンドルを握れば強力に掴むことが出来ます。
掴んだあとはリリースレバーを押さない限り外れることはありません。
この写真は標準的な物ですが、大小、形状も色々、作業台に固定できる物など選ぶのに困るほど種類があります。netでハンドバイスとかバイスプライヤで検索すると沢山出てきます。
シャコ万(クランプ)のようにネジを回して固定するのとは違いずれることが無く作業性がとても良いです。

※くすねる:ごまかして盗る、盗むこと。余りよい言葉ではありません。この行動やった本人は『悪いことをした』という意識が低いことです。窃盗です。会社では『コレ一個下さい』と云いましょう。