2009年2月25日水曜日

ポンプ

雨水利用システムに使っているポンプが壊れてしまいました。とりあえず仮復旧させました。
小型の井戸ポンプを流用してるのですが一番高価で一番疑問を感じる部分です。
交換すればすぐ本復旧できるのですが、雨水利用の経済性を左右する部分でもあります。と云うよりこの部分のコストがシステムの有効性を否定してしまう程のマイナス要素なんです。
雨水利用は環境上有益と考えますがそのコストを考えた時なかなかペイできないのです。これは他の自然エネルギにも云えることです。
コストを考えほとんどの部分を中古品やジャンク品の利用でコストを抑えたのですがポンプは適当なモノを入手できず特売の札に惑わされ購入した部分です。壊れたポンプは心臓部ではなく圧力タンクの部分です。井戸ポンプ・いつもここが壊れるような気がします。

参照

2009年2月17日火曜日

ラジオ

先日、友人がskypeで呼んできました。「昔のラジオ有るけど要らない?」
「ほしい」「週末にもらいに行きます」と云ってしまった。使ってる真空管の構成が珍しいモノだったからです。
実は最近古いモノを整理したり処分したりしてるんです。ラジオもその中に有りいくつか処分したばかりなんです。部品も処分してしまったのですがそれでもまだまだ何とか修理できそうです。
悪友の誘惑にまたまた悪い虫が動き始めてしまったようです。
ほとんどオリジナルの状態を残していたこのラジオですが致命的な欠陥がありました。銘板が無いのです。それでもケースがしっかりしてますのでレストアして見る価値は充分ありそうです。メーカはTELEVIAN・山中電機と判明したのですがnetの検索では同じモノを発見できず型番は???です。1935年前後の製品と思われますが初段に贅沢な傍熱型UY27Aを使っていながら出力管はUX26B(電圧増幅管)でガマンしてるなど面白い構成です。

2009年2月13日金曜日

簡易 周波数カウンタ

左はディップメータ、右はデジタルテスタです。
ディップメータはアマチュア無線をやる人なら何に使うかは一目瞭然。電子工作をする人でもオーディオやPCを楽しむ人には馴染みのないモノかも知れません。どちらかと云えば非常に不安定な発振器で外部の影響を受けやすいように作られた発振器です。上のコイルに別の共振回路を結合したりして相手の共振回路の状態を知る測定器です。
おおざっぱなダイヤルで動作周波数を読み取ることが出来ます。しかし外部の影響を受けやすいために高精度の測定は出来ません。それでも人気があるのは本来の目的以外に受信機などを調整する時の信号源としたり水晶振動子の検査に使ったりと、使用範囲が広いのです。欠点は高精度の測定は出来ないことです。ダイヤルでは14.5MHzと読み取れますがデジタルテスタの表示は14.99MHzです。この位の誤差は気にしない!このレベルの測定器なんです。
実はここで取り上げたいのは右側のデジタルテスタの方なんです。このテスタは秋葉原でナント2100円で買うことが出来ます。測定精度はレンジにより1~0.1%です。テスタとしての標準的機能の他にコンデンサの容量、そして60MHzまでの周波数が測定できます。
接続用のケーブルを作ったことで使いやすくなりその実力を改めて知ることになりました。
数年前にこのテスタを購入した時、周波数測定はオマケ位にしか考えていなかったのですが感度もそんなに悪くなく今は大活躍しています。60MHzの周波数カウンタが2100円はお値打ちだと思いますが!
*右側に小さなツマミは改造によるモノです。参照・http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/xtal-checker2/xtal-checker2.html

2009年2月6日金曜日

ドギーバッグ

ドギーバッグが流行ってる?らしい。
本当だろうか?話題になってるのは間違いない。説明するまでもなくレストランで食べ残しの持ち帰りです。
ドギーとは こいぬ のことでチョットかっこつけて「犬の餌に貰っていきます」と云うわけです。
洋の東西、皆同じなんだ。もちろん自分が食べるのが主たる目的です。

数年前、友人とアメリカに行ったのです。不細工な男の二人旅。ご多分に漏れず料理が多すぎます。
「アメリカ人はドギーバッグを貰っていく人が結構いるんだよ」
アメリカ勤務の経験有る友人の一言。
「そうか、日本でも昔は中華料理店などで良くやってたね」
「もったいないからやりますか」
どちらから云うともなく
「ドギーバッグ有りますか」
「oh、sure」
と、小さなプラスティックの箱を持ってきてくれた。
チョット恥ずかしげに、実は「ラッキー」と詰め込んで一食助けました。
まあ、男同士ではあまりやらない光景かも知れない。
なぜ? 見栄っ張りな江戸っ子には出来ない所作です。

「もったいない」と云うことから、日本でこれが定着するかどうか話題になっている。
お店によっては中毒事故の心配から断る店も有ります。
特に生ものは断られることが多いです。
日本でもやったコトがあるのでのでこれはホントです。
やったのはカミさんと云うことに! 江戸っ子は出来ないのです。
でもほとんどの店はドギーバッグが用意されています。遠慮することはないのです。
いや、恥ずかしがるコトでもないのです。

日本での定着を阻むモノ、それは 見栄っ張り・江戸っ子の の気持ちだろう。
むかし、有る商店街の福引き係から聴いたことがある。
「景品は何にしますか」
「犬にやるからサバのカンヅメ頂戴」
今は、サバも高級魚。大衆魚でとても安かった時代の話です。
サバの缶詰は大人気でした。
チョットかっこ悪いからイヌにやるなんて!
でもその頃、そんなにイヌ飼ってる家はなかった。

ドギーバッグを流行らせるには・・・
見栄っ張りの江戸っ子をどう手名付けるか。
もちろん本物の江戸っ子は割り切りが速い。
江戸っ子ではなく江戸っ子気取りの人種が一番厄介なのだ!
合理主義の関西人はどうなんだろう。
西宮?のベニさん、アンタならどうする!
クシャミが出ても風邪引きではないからご安心下さい。
関西に友達がいない私が真っ先に思い出したのが ベニさん あなただったのです。