2009年2月13日金曜日

簡易 周波数カウンタ

左はディップメータ、右はデジタルテスタです。
ディップメータはアマチュア無線をやる人なら何に使うかは一目瞭然。電子工作をする人でもオーディオやPCを楽しむ人には馴染みのないモノかも知れません。どちらかと云えば非常に不安定な発振器で外部の影響を受けやすいように作られた発振器です。上のコイルに別の共振回路を結合したりして相手の共振回路の状態を知る測定器です。
おおざっぱなダイヤルで動作周波数を読み取ることが出来ます。しかし外部の影響を受けやすいために高精度の測定は出来ません。それでも人気があるのは本来の目的以外に受信機などを調整する時の信号源としたり水晶振動子の検査に使ったりと、使用範囲が広いのです。欠点は高精度の測定は出来ないことです。ダイヤルでは14.5MHzと読み取れますがデジタルテスタの表示は14.99MHzです。この位の誤差は気にしない!このレベルの測定器なんです。
実はここで取り上げたいのは右側のデジタルテスタの方なんです。このテスタは秋葉原でナント2100円で買うことが出来ます。測定精度はレンジにより1~0.1%です。テスタとしての標準的機能の他にコンデンサの容量、そして60MHzまでの周波数が測定できます。
接続用のケーブルを作ったことで使いやすくなりその実力を改めて知ることになりました。
数年前にこのテスタを購入した時、周波数測定はオマケ位にしか考えていなかったのですが感度もそんなに悪くなく今は大活躍しています。60MHzの周波数カウンタが2100円はお値打ちだと思いますが!
*右側に小さなツマミは改造によるモノです。参照・http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/xtal-checker2/xtal-checker2.html

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