2010年12月21日火曜日

耳の検査

最近体の右と左のバランスが狂ってるらしい。
髪の毛の色や量が左右で違う。
視力もアンバランス。
でも気にするほどではないし何の不調もない。
あまり気にしてなかったのですが、10月の始め頃、幕張メッセのショーを見に行ったときです。
どこかのブースでヘッドホンの音域を実感する実演をしてました。
やらなきゃ良いのにヘッドホンを耳に当ててみました。
おや! 聞こえがおかしいのです。
右は10kHz以上まで聞こえたのですが左は10kHzがまったく聞こえません。
歳のせいか? 案内係りの若者も「そういう人多いんですよ」と年寄り扱いする。
そして先月、毎年やってる健康診断でお決まりの聴力検査。
な、なんと、左は4kHzもやっと聞き取れるほど聴力が落ちているんです。
かすかでも聞こえたので、ごまかした感じで一応OKとなりましたが気になります。
体の半分が壊れてるか?
家では少し耳が悪くなったかと云っては見たが特に困ることはない。
ヘッドホンをつけて音楽を聴いても違和感はない。
ふと!気が付きました。
自前のオーディオ発振器があるじゃないですか。
コレで検査すればよいのです。
正式にはどのくらいのレベルを入れるのかは解りませんが、右と左別々に信号入れて聴いてみました。
聴力検査の周波数は1kHzと4kHz。正常と思われる右が聞こえるレベルで左も聞いてみました。
レベルを下げてどこで聞こえなくなるか蚊の鳴くほどに下げても両耳ともちゃんと聞こえます。
一般的な聴力検査ではそんなに小さいレベルは検査しません。(精密検査のときは別でしょう)
2ヶ月前は何で聞こえなかったのか?自然に治ったのか?
どこかに隠れた病気があるのか。
総合的にはメタボ気味、LDLコレステロール値が少し高い。
左右のアンバランスは『良くあることです』と云う評定を信じることにしましょう。

2010年12月20日月曜日

さびしい話

T-zoneが廃業になりました。
T-zoneといえばアマチュア無線家にとって馴染み深いジャンク屋“ トヨムラ ”を思い出さずにはいられない。
私がアマチュア無線を始めたころは、無線局開局にジャンク屋なくしては考えられない時代。
秋葉原の青果市場の前でジャンク屋としては品揃えも豊富で大きな店を構えていました。
米軍払い下げの無線機は、時のアマチュア無線ブームで私には高嶺の花。どれを見ても買える値段ではありません。
私が買うものは部品取り用に解体された細かい部品。それはそれで、普通のラジオやでは売ってない貴重品でした。
ダンボールの箱に無造作に放り込まれた中からこれはと云う逸品を見つけ出す。
楽しくもあり、侘しくもあった部品探し。
トヨムラは忘れることの出来ないお店であったのです。
その後、経営母体は度々変わりながら電子機器のキット販売や半導体部品の店に転進したりマイコンと呼ばれるパソコンの魁としての部品販売などを手がけたのですが。
そのトヨムラも時代の流れに翻弄されながら、創業者 豊村 の『 T 』 “T-zone”の名前を冠しコンピュータのDIYショップとして生き残るかに見えたのですが、2010年11月末に終焉を迎えたようです。

最近のDOS/V通り(中央通の西裏通り・T-zoneがあったところ)もなんとなくひところの賑わいがない。
組み立てPC(DIY・PC)の人気にもかげりが見られます。
世界に名だたる電気街秋葉原の先行きが気になるのは私だけだろうか。
最近は秋葉原の冠称に“オタクの聖地”とか“アニメの聖地”とかいやな響きが聞こえます。
ゲームセンタやパチンコ屋がふえてまるで歓楽街のようになってきたのです。
電子技術に興味を持ち始めた小学生や中学生が歩くには不向きな町になってきました。
少々落ちぶれ始めた電子立国日本も立ち直れないのか?
いまだ世界一と思ってる人が多いのも困ったこと!
今週は秋葉原へ行ってみよう。

なお、アマチュア無線機器販売会社(株)トヨムラは営業しております。

2010年12月18日土曜日

乾電池

私にとって乾電池との出会いは戦後間もない小学校に行く前だったと思う。
なんとなく記憶にあるのは独楽を廻すと赤や青に光ったような記憶があるのです。
LEDの付いたオモチャではありませんよ、豆ランプです。
電池はすぐに使えなくなるもの。金属のケース・当時は亜鉛?が白く腐食して穴が開き液漏れを起こす。
電池のパワーは次第に大きくなってきたのですがこの液漏れは解決されません。
小学生のころの電池は亜鉛のケースに紙が巻いてあった。
マイナス極であるケースは化学反応で腐食してくる。やがて穴が開き寿命を迎える。
穴が開く前に寿命を迎えたのかもしれない。
ピッチで封止されたプラス極の近くに穴を開け塩水を入れる。電池は復活ししばらく使える。
危ないとか危険とかは二の次。
こんなことをどこで覚えたのかは解らない。周りのガキどもはみんな知ってたように思います。
電池=乾電池の時代です。もちろん鉛バッテリはありました。

中学生か高校生になったころ。漏れない乾電池と云うのがあった。
金属・鉄のケースで包んだ電池だ。見掛けは最近のものに似ている。
万一漏れたら交換すると書かれていたものがあった。これも漏れたような気がする。
でも、交換してもらった記憶はないし、その表記はいつの間にか見かけなくなった。
漏れないと思って売り出したが漏れるので大慌てにその文字を消したのだろう。
それでも、漏れにくくなったのは間違いない。

いつの頃からかアルカリ電池が主流になってきました。
ケースをステンレスにして外側をプラス電極にした。
これで、『腐食による液漏れはありません』と大見得を切ったのですがやっぱり漏れる。
悪いことに、アルカリ電池は漏れた液がプラスティックも腐食する。
たまにしか電池交換しない時計なんかは液漏れしながら動いていることがある。
やがて時計が止まると、電池もケースもボロボロ、時計ユニットも使えなくなってしまいます。
そのためか?ほとんどの時計にはマンガン電池を使うように書いてあります。
あまり使われなくなったアナログテスタもマンガン電池を指定しています。
高級品はマンガン電池を使ったほうが良いのか???
確かにマンガン電池は漏れにくい。
アルカリ電池も大きいものは漏れにくい。

乾電池の液漏れはメーカにとって永遠の命題なのか。
使い方で液漏れを避けることは出来ないか?
私の使用感では、
アルカリ乾電池よりマンガン乾電池が漏れにくい。
単1、単2は漏れにくい。
有名品は漏れにくい。チョット贔屓目かもしれない。
粗悪品もあるという事です。
006pは漏れにくい。ケース内部空間が広いのかもしれない?
LR44も漏れにくい。中身が少ないのか?
危ないのは単3だ。よく漏れる。
単3はマンガンを買うべし。ただしパワー不足でで機器によっては使えないことがある。
電池は使うときだけ装着する。こんなことは出来ないなあ~
せめて、ダメになるまで使わない。弱ってきたら交換する。
弱った電池は壊れても惜しくない機器に使用すればよいかも!!

ついでに、充電できるニッケル水素電池も粗悪品は漏れる。
アルカリ系なので機器にダメージを与えることも多い。
やはり乾電池の液漏れは永遠の命題なんだ。

これはあくまでも私の感想で客観的なデータにもとずくモノではありません。



2010年12月6日月曜日

消えた100円ラジオ

いま、BCバンド用のマーカオシレータを作っています。
それにはトランジスタやバリコン、コイルなどが必要です。
秋葉原に行けばすぐに間に合う部品ですが行くのに交通費その他で2000円。時間も掛かります。
閃いたのが100円ラジオ。1台買えば必要で充分な材料が手に入ります。
というわけで近所のD・・へ。
ついでにオルゴールも買えば変調用信号にもなる、とルンルン気分で出かけたのですが・・・
店内どこにもそれらしいモノはありません。この店は扱ってないのか?
別の大型D・・へ。ここにもありません。
100円ラジオはとうとう見つかりませんでした。
netを見るとやはり最近消滅したようです。
100円ラジオが売り出されたときもかなり衝撃でした。
無くなったのはもっと衝撃です。

いつでも手に入ると思ってたものが無くなると急にほしくなります。
使い捨ての傘で骨がプラスティックのものがあるらしい。
確かにnetには出ています。
でも、見かけたことがありません。どこで売ってるんでしょう。
傘ねたをもう一つ。
大きな傘がほしい。骨はプラスティックが良いけど金属でも我慢します。
あったんです。新大久保のゴミ集積所に。
ゴルフの傘で頃合のが。でも一日中持って歩くのが気になったので拾うのやめてしまいました。
我が家では3月ほど前、古い傘みんな処分したばかりなのに拾って帰ったら何といわれるか?
その心配のほうが大きかったかもしれません。

古い傘何するの? ラジオのアンテナにしようと思うのです!!!
あほか! と云う声が聞こえたような・・・

2010年12月3日金曜日

芝ざくら

今日、明け方から激しい雨が降りました。激しかったのは30分ほどで時間的にはそれほど長くはありませんでしたがBSのTVが見えなくなるほどで50mmを超える降りだったと思います。
雨が上がると落ち葉がいっぱい。
水に洗われとても綺麗でした。
そして落ち葉の間からはもうミドリの葉っぱが現れています。五月ころ?花をつける芝ざくらです。これから本格的な冬が来るのに大丈夫か心配になります。何事もなく綺麗な花が咲くことを願って・・・

ぬれおちば かきわけめをだし きがつけば
ちとはやすぎた ふゆはこれからか

濡れ落ち葉 掻き分け芽を出し 気が付けば
一寸早すぎた 冬はこれからか

12月になったというのに昼前には20℃にせまる暖かさ。
落ち葉を掻き分け芽を出したのではなく、いたずらな大雨が、まだ眠い若葉を起こしてしまったのだろうか。
明日は寒くなるらしい。

2010年12月2日木曜日

ポリバリコン


最近はエアバリコンをほとんど見かけません。
ポリバリコンは比較的入手可能と思っていました。実際に秋葉原ではいろんな種類を買うことが出来ます。
実はいま、BCバンドの発振器・テストオシレータもどきを作ろうと思いまして以前に入手しておいたポリバリコンを使って試作を始めました。
BCバンドですから530~1650kHzくらいの守備範囲を予定したのですがどうしても広域がはみ出します。使ったのは最大容量180pFのものです。
Lが多すぎたかとコイルを少しほどいてみました。案の定今度は低域がはみ出します。ブレッドボードに組んだ試作で回路のストレー容量はそれほど多くはないはずですが展開巾が狭いのです。
仕方がないので最大容量260pFのものに交換しました。そして低域をちょうど良いところに合わせたら広域はなんと1900kHz付近まで行くではありませんか。
バリコンが怪しい!と気が付いて容量を測定してみました260~4pF・これは優秀です。
方や最初に実験したのは180~12pF・最小容量が大きすぎます。ついでにいろいろ調べてみましたら最小容量は3~12pFくらいでまちまちです。
お店では普通最大容量しか表示していません。これも10%くらいの誤差はありますが最小容量が大きいのは困ります。
昔のラジオの本にも「最小容量の大きい粗悪品に注意」の文字があったように記憶していますがそんなことはすっかり忘れていました。
数年前、電解コンデンサの粗悪品が話題になりましたけれどポリバリコンも危ない商品だと改めて気がつきました。