話は節分にさかのぼります。
節分といえば『鬼は外、福は内』の声で始まる豆まき行事があります。
大声出して『鬼は外、福は内』と叫ぶのは気の弱い私にとってチョット恥ずかしい。
鬼にも聞こえないほどの小さい声で『鬼は外、福は内』それも家内に代役をやらせたのですが、その声の小ささが鬼を刺激してしまいました。
節分で豆に打たれる怖さから逃れた鬼が日が変わったのをよい事に気弱の我が家に集結したのです。
節分の翌日は『立春』・新芽が芽吹き元気いっぱいのはず。
それがどうもおかしい。
異常に気が付いたのは愛用のコンピュウタです。朝からSWを入れっ放しでしたが仕事も少なくコンピュウタは居眠り状態です。マウスをクリック!いつもはこれで目が覚めるのですが一向に目を覚ましません。
起きろ!と掛け声を掛けながらもう一度クリック!
目覚めないコンピュウタにイライラしながら何と無くラグチュウ用のトランシーバに目をやると、ディスプレーの表示が(-)マークでいっぱい。
おい!どうなってるんだ!とpttSWをカチャカチャやってみる。電波は出ているしちゃんと通信は出来ます。でも表示は(-)マークばかり。
何がどうなったか解らないがトランシーバの電源を落として再起動・どうやらトランシーバは正気を取り戻しました。
さて、コンピュウタはどうなったか。
相変わらず居眠りを続けて、私の指令をを全く無視している。
最後の手段電源SWの長押し・強制的に電源を切りました。あまりよい事ではありませんが仕方がありません。そして再起動・・・ディスプレには
『接続されていません。信号ケーブルを確認してください』と表示される。
コネクタはキッチリロックされて異常はない。
それなのに・・・もう一度再起動してダメならコンピュウタの解体ショウをやるしかない。
覚悟しろ!と云いながら再起動するも知らん顔。
ついに解体ショウの始まりです。
コンピュウタのケースを開けてすべてのコネクタを外してお呪いのようにコネクタ周りを掃除してお祈りしながら組み立てます。
どこが悪いのかは全く解らないのですから丁寧にお祈りします。
電源SWを押して『ようこそ・・・』の文字が出てやれやれ・・・
これですべてが直ったと思ったのですが、節分でいじめられた鬼の撹乱はこれからが本番だったのです。
コンピュウタも快適に動き出したのでホットしたのもつかの間、なんだか自分の体調がおかしい。
尾篭な話で恐縮ですがあわててトイレに駆け込みました。
それからがいけません。症状を詳しく書くのも気が引けます。トイレに何回行ったか解らないほど。
『こりゃダメだ』週末の新年会をキャンセルして医者に行こうとしたのですがまともに歩けません。
救急車を呼ぶほどではない!翌朝少し落ち着いたので医者の門をたたく『ウイルス性胃腸炎』・ノロウイルスに感染でした。
完治までは一週間と云われましたがどうやら鬼も退散し鬼の撹乱は終わりになったようです。
私にとってはまさに『鬼の霍乱』
節分の豆まきはしっかりやりましょう。
もう遅いかもしれませんが『鬼は外、福は内』『鬼は外、福は内』『鬼は外、福は内』。
3回やるのが正式らしい???