2012年12月24日月曜日

電池チェッカー

こんなデジタル電池チェッカーが売られています。
秋葉原で ¥420 でした。ジャンクと云うわけではなくいつでも買えるはずです。お店によっては多少値段が違うようです。
手元にあった電池を調べてみました。少々くたびれてるようです。
面白いのは、測定する電池を表示用の電源にしていることです。
裏面に表示電圧と電池の状態の関係が表になっていますが字が小さくてよく見えません。

取説はパッケージの裏にありますが何とアナログ式チェッカのモノです。製造国は? 記載がありません。
アナログもデジタルも外観は同じ、針が見えないのがデジタルらしいです。
細かいことは云いません。

実は私、 これで簡易テスタが作れないかなあ~と考えているのです。
もっとも、秋葉原ではデジタルテスタが ¥380 なんて珍しいモノではありません。無駄な遊びです。
ついでに内部もお目にかけます。

2012年12月11日火曜日

50円のチャージャ

先日、秋葉原を徘徊していたら単3電池2個で使える充電器を見つけました。
右側がその全形で単3電池ホルダとマイクロUSBのコネクタがついています。
左側は分解した様子です。
USBのコネクタが付いてると云うことは出力は5Vでしょう。
これは3V→5Vのコンバータが入ってると見ました。
50円なら外れても惜しくはない。
早速分解してみました→当たりです。

コードの付け根に入っていたD-Dコンバータは約10x20の小さな基板です。
適当な負荷がなかったので抵抗寄せ集めで21Ωの負荷をつないでテストしてみました。
電池の定格は3Vでしょう。ニッケル水素の2.4VもOKだと思いますが、うっかりミスでやりませんでした。
実は私、電源にリチュウムイオン電池が使えるか試してみたかったので高めの電圧だけしかテストしなかったのです。
3.6Vでは約88%の変換効率です。
電圧を下げると赤のLEDが点灯します。出力電圧も低下します。
21Ωの負荷は重すぎるかもしれません。
LEDの表示は何を意味するか正確なことはわかりません。
もちろん取説もありませんから推定ですが 過負荷? 、他社の類似品では充電完了の時点灯するようなものもあるようです。
本来の携帯充電などでテストすればわかるでしょう。
ちなみに、無負荷の場合電池電流はフルスケール15mAの電流計で測定不能レベルでした。
何に使うかはこれから考えます。

*携帯の充電器は一般的に携帯側に充電の制御回路が入っていますので充電器側は単なる5Vの電源の場合がほとんどです。

2012年10月7日日曜日

ディスクグラインダの楽しみかた 5

前回のはあまりにもお粗末なので、やめたと云いながらこんなモノを作ってみました。
しかしコレは工作物に対して刃が斜め後ろから当たりますので跳ねられる危険が大きくなります。それだけ危険度が増します。
もうひとつ、大きな欠陥があります。
ベースを大きくすれば大きなモノを加工できそうですが刃の出が少ないので厚物は切れません。
やはりプリント基板などの薄板専用です。
まずベースの板を加工する為に補助ハンドル取り付け金具にベース仮止め用のビスを用意します。
この位置に穴あけしたベース板を用意します。


ノコ刃の逃げを見てベース板を仮止め。
刃を回転させ板を静かに降ろして切れ目を入れます。危険な作業です。
こうなれば完成。
ノコ刃の溝に対してベースのエッジが平行、直角、になるように修正します。

板は2ヶ所しか止まっていません。
安全の為砥石カバーの止めネジを利用して台を付けます。
この棒は先端に窪みを付けビスの頭に乗ってるだけです。
コレでベースが安定します。
★後で気が付いたのですがこの作業は必要ないコトが解りました。

工作物の送り金具を作ります。
先端の金具(タマゴラグを使いました)がキモです。下に下がらなければよいのです。
ベースは皿ビスで固定します。
ノコ刃とベースのエッジが平行になるのを確認します。
送り金具をベースに載せて滑らかに動くように丁寧に合わせます。
★実際の使用では送り金具を切らないように!!

★チョット一工夫
ベースを安定させる為に砥石カバーの角度を変えてベースに軽く当たるようにします。
コレで怪しげな台を作る必要はありません。


この工作は禁断とも云えるモノです。
使い方の応用と云えば聞こえがよいですが怪我でもすれば一転 『間違った使い方』 となります。
小型のテーブルソーをお求めになるか、自作なら前回も紹介しましたが 『テーブルソー・ジゲム君』  の出番でしょう。
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/jigemu/jigemu.html

電動工具は使い方次第で面白いことが出来ます。でも、危険を伴いますので間違った使い方はしないようにしましょう。
今回はひとつのアイディアとして紹介しましたが安易にマネしないようにお願いします。そのために作り方の詳細は記載しません。
この様な組み替え式工具は実際に使ってみると、組み替えが意外に面倒です。高度な組み替え工具は使いにくくお蔵入りになります。
今回は組み替えが簡単なように2本のビスだけでセットできます。位置合わせも簡単です。
しかしお勧めしません。アイディアとしてヒントを つぶやいただけ とご理解下さい。

2012年10月2日火曜日

ディスクグラインダの楽しみかた 4


今回は補助ハンドル取り付け穴を利用したジグを紹介するつもりでした。
でも重大な欠陥があったので違うモノを紹介します。

グラインダで云えば刃物台と呼ばれるようなモノですがそれの簡易版です。
前回もお話ししたように危険な部分もありますので要注意です。
モータの回転数は2~3000回転に落とします。
高速のままでは危険すぎます。砥石の場合は砥石に合った回転数が必要です。


刃物台といっても一般グラインダのようには使いません。プリント基板やアルミ板など小さいモノを切断する為に使います。
そのために敢えてノコ刃を付けてみました。切断砥石でも良いのですが切り口が綺麗になります。
作業によって切断砥石、研磨砥石、多羽ねディスクなどを選びます。

砥石カバーの右隅にジグ取り付け用の穴を2ヶ所あけます。4mmのタップ立てとします。
*写真をクリックすると大きくなります。


ジグに必要な金具はアルミの端切れアングルで作ります。
砥石カバー側に付ける小さい金具は強度不足を感じます。鉄アングルの方がよいでしょう。
 また砥石カバー側のネジ位置はピッタリ合うように作らないと組み立てが面倒になります。
中古の端切れ材なので傷や不要な穴があります。
ふたつの金具を皿ネジで固定します。ネジの頭が出っ張ると使いにくいので注意しましょう。
この部分はいつも固定したままにします。
不要なときは砥石カバーの部分で外します。ネジ位置が正確なら位置合わせで苦労することはありません。



刃物台の高さはノコ刃の中心になるようにします。
砥石カバーとの位置関係で取り付け位置が制限されるときがありますが、高すぎると加工品がハネられ危険です。下過ぎても危険度は同じです。
回転方向は手前に上から下です。
ノコ刃の上カバーがないので何か工夫すると良いでしょう。
ここまでやってみると、砥石カバーにL型のカネ折れなどを付けるだけで充分と思います。
この様な多目的化をするとジグの脱着は意外に面倒なモノです。とくに正確な位置合わせを必要とする場合はなおさらのことです。
このジグは2本のネジで脱着するだけで大ざっぱな位置合わせで済みます。

保持ハンドル固定金具を使うと大きな薄板を切断できるようなジグを作れますが刃物の位置関係が悪いのでこれ以上はのぞまないことにします。
無理は禁物、怪我の元です。
 少し大きな工作には以前作った『テーブルソージゲム君』の出番でしょう。
 http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/jigemu/jigemu.html
参考にして下さい。

2012年9月10日月曜日

ディスクグラインダの楽しみかた 3

こんな金具を作ってみました。
実は私のディスクグラインダには補助ハンドルを付ける穴がありません。
最近のモノには必ず付いています。
こんな位置に取り付けます。
そして余計な穴も開いてます。これらにはネジを切っています。中央は8mm補助ハンドル用、他は適当tりあえず4mmです。
さてこのディスクグラインダを固定している写真。そろそろお叱りのコメントが入りそうなので説明を入れます。
どのメーカの取説にもやってはいけない作業の代表のように『本体を何かに固定して作業してはならない』と書いてあります。
グラインダは高速回転をする為に作業中もし砥石が割れると遠心力が働いてかけらが飛び散り大ケガに繋がります。その危険性があるのでやってはいけない作業なのです。
本来ディスクグラインダに限らずグラインダの砥石を交換するには講習を受け資格を取る必要があります。
遠心力のことを考えれば砥石カバーの重要性と円周方向に体を入れてはいけないことが解ります。
怯えてしまわないように、最近この手の砥石は強度も上がり安全性が向上していることも付け加えておきます。

実は今回取り付けた金具、安全の為是非とも必要なのです。そして回転を下げるのも安全の為なのです。但しそれにより砥石におかしな力が掛かる可能性もあります。
*おかしな力・砥石をよじったり曲げたりする力砥石が割れるコトがあります。
電動工具はどれも危険性をはらんでいます。 ご用心!!

2012年9月9日日曜日

ディスクグラインダの楽しみかた 2

ディスクグラインダの砥石?には色々な種類があります。
(画像をクリックすると大きくなります)
切断砥石、側面研磨砥石、ノコ刃*、ペーパサンダー、ダイヤモンド砥石*、写真にないコンクリート用などもあります。
* ノコ刃はとても危険です。指を切り落としてしまった人は沢山います。危険性を理解できない人は使わない方がよいでしょう。
* ダイヤモンド砥石 刃物研ぎなどに使えます。


切断砥石以外は手持ちでは使いにくかったり危険性も高まります。
前回お話ししたように本体を固定して使うと安全性、使いやすさも向上します。

1万回転ほどで廻ってるディスクグラインダは切断砥石にはちょうど良い回転数ですが用途によっては速過ぎます。
そんな時、回転数を落とす工夫をすると使い勝手は数段良くなります。
刃物研ぎなどをするときはとくに注意が必要。刃先が焼けてしまいます。
ペーパサンダーは木工金工共に活躍します。
私はスライドトランスを使って電圧を下げていますが最近は入手困難(とても高価)です。サイリスタを使った 調光器 などを利用すると良いでしょう。
直列に電球を繋ぐ方法などもありますが必要性を感じたら調光器を作ってみるのも一考!

*この記事は取説にあるやってはいけない作業が含まれています。必ず取説を読み危険性を理解し自己責任で作業して下さい。



2012年9月5日水曜日

ディスクグラインダの楽しみかた 1

恥ずかしいほどチビた砥石が付いたディスクグラインダです。
実はこれ、ジャンク屋出身の中古品、前の所有者が付けた砥石のままです。
最近は滅多に使わないのですが手持ち品が壊れてしまったので金属外装が気に入って買ってしまいました・1000円也。

ディスクグラインダはとても便利な工具です。でもとても高速回転で怖い位です。そのお陰でかなり厚い鉄板でも切ることが出来ます。そうは云ってもこの砥石は使いすぎ!!

もしこのディスクグラインダをこんな具合に固定したらどんなモンでしょう。
取り付けの方法はかなり自由がききます。金属外装ですから万力に挟んで角度は自由。
この写真は手前に回転する標準的?固定。
砥石を上向きにすれば別の用途が!
砥石やサンドペーパ、ノコ刃など応用範囲は広い。
時に速すぎる回転(10000rpm以上)を下げることは簡単です 。
今までやってたことを整理してみます。
使い方を考えるのは『使い方の応用』、怪我をすれば『間違った使い方』。
一切の責任を負いませんのでご注意を!
つづく!!

*電動工具は危険が伴います。くれぐれも怪我の無いように。
*この記事は取説にあるやってはいけない作業が含まれています。必ず取説を読み危険性を理解し自己責任で作業して下さい。

2012年8月18日土曜日

悪のり・絹糸湿度計

気象観測に気がいって悪のり・湿度を簡単に測れないか?
もちろん秋葉原へ行けばそれなりの材料が見つかります。造らなくても完成品もあります。高いものではありません。
いつもなら直ぐに飛び出し秋葉原へ・・・でも灼熱地獄の秋葉原へ行くのは・・・

閃いたのは毛髪湿度計もどき!
髪の毛が湿度によって伸び縮みする、その変化で湿度を検知する。
何か代用品は・・・思いついたのは絹糸です。
 絹糸は湿度に敏感で加工現場ではいつも湿度を気にしているのです。
絹糸を1mほど、錘の代わりに大型のワッシャーをぶら下げて様子を見ました。
今日念願の雨が降ったのですその時、錘は5mmくらい下がっています。
後ろの紙に印が付いているのですが何とも不細工で見づらい。

チョット工夫して回転メモリにしました。12時の位置を読むことにして、1.2?。
明日はどうなるでしょう。楽しみです。


実用化には重大な欠陥が潜んでいるように感じます。それについて、今は内緒!!




2012年8月17日金曜日

アメダスふう温度計


気象観測の温度計と云えば小学校の庭にあった百葉箱を思い出します。
真っ白に塗られた木製の箱です。壁面は何というのでしょうか?ジャロジーというのでしょうか?細い木の板で隙間を造って内部に風が通り直射日光が差し込まない箱です。
なかみは小学生にとって結構不思議な機械でした。
最近はトイレの換気扇かと思えるステンレスの円筒です。
この写真は気象庁の資料にあったアメダスの観測筒です。頭頂部には換気扇が付いて外気を吸い込んでいます。そのために設置場所の規定も緩やかになったのでしょうかとんでも無い高いところに付いているのもあります。

アメダスはともかく自宅の外気温を測るにはどうしましょう。
屋外に置いた温度計は直射日光は当たらないようにしたのですが、13:30頃に最高気温を示すことが多いので設置場所に問題有りです。
取り敢ず壁際ですが日の当たらない(つもり)場所に付け直しました。
センサーは円筒の中心部に入れ壁面からの輻射を防いだつもり。近くに庇があるので・・・季節によっては直射が入る可能性有り。

もう少しまともな箱を造る予備実験です。
壁からの輻射は想像以上に大きいです。夕方でも壁が熱くなっています。壁の影響が少なく風通しが良いところは太陽の直射があり、2重、3重の遮蔽と換気が必要。結構難しい。センサのケーブルも好き勝手にのばせない。

ちなみに今でも百葉箱は売られています。とても高価なので買う気にはなれません。



2012年7月19日木曜日

TM541 センターコンソールに取り付け

トランシーバTM541をセンターコンソールのモノ入れスペースに取り付けました。
この場所は灰皿スペースですが禁煙車なので無線機取り付けにはピッタリです。
故障したFT2312を外してTM541に置き換えただけです。
特に固定していません。
本体の上になにやら見えますが薄型ブロアーを放熱器の上に貼り付けています。
この様に狭いところに押し込むとき、ブロアーは必須アイテムです。電源はケーブルから分岐しただけの手抜き工事です。
送信の時だけとか温度が上がったときだけ廻すとか面倒なことは考えずに車のSWが入ってる間はいつも廻っています。

2012年7月18日水曜日

TM-541のメモリー電池交換

友人から1200MHzのトランシーバTM541を譲って貰いました。
『メモリーの電池が怪しい、でも交換は簡単』と云われていましたが・・・
案の定、メモリー電池はダメなようです。
簡単と云ってたけれど私の記憶ではとても難しい。
ディスプレーパネルの裏側でそこにたどり着くのも大変な場所にあったと記憶しているのです。
そう思いながら友人の説明通りケースのカバを開けてみました。小さな基板を外すとそこにメモリバックアップ電池とおぼしきモノが。
電圧は”ゼロV”、疑心暗鬼ながらも電池を交換。あっという間に完成!

気になるのでもう一台手持ちのTM541を覗いてみました。やっぱりメモリ電池はパネル裏の奥に隠して有ります。
どうやらTM541にはいくつかのバリエーションがあるようです。

さてその電池ですが付いていたのは写真の黄色い電池です。端子付き電池は秋葉原でもすぐに入手できるか解りません。ソケットを組み込むにはスペースがありません。
端子のない電池なら手持ち品があります。良くないことと知りながらもリード線をハンダ付けしました。ハンダの熱でセパレータなどがショートして危険なことになるかも知れません。
『よい子はマネしないで下さい』
ちなみに¥200の値札が見えますが5個入りパックが\200です。
秋葉原への旅費と時間が儲かりました。電源を落としても再起動でちゃんとメモリ周波数を表示します。
1200MHzのトランシーバは貴重品になってきました。
交換で廃棄処分になるY社のセットは部品取りに・・・

2012年7月10日火曜日

なが~いテーブルタップ

先日 或る会社で引っ越しの為備品を整理処分するので『欲しいものあったら持って行っても良いよ』と嬉しい話があり、宝探しに行ってきました。
コンピュータを貰っていく人、新品同様のピカピカの事務机をまとめて貰っていった人。
私は荷物を増やすなときつく云われてますのでお値打ちの小物をカバンに一杯貰ってきました。
実は帰り際に見た『なが~いテーブルタップ』が欲しかったのです。でも、電車で帰るには大きくてつらい荷物。あきらめました。
それからひと月、再び社長さんにお会いしました。
社長さん車の中から、なにやら取りだし『これ欲しかったんじゃない』 いやあ、お見通し、欲しそうな顔見られていたんですね。
今日は私も車、『あっ! それ欲しかったんです・・・』。
10個口の『なが~いテーブルタップ』
以前作った(改造した)作業台に取り付け早速使い始めました。色々ありがとうございました。

作業台の様子はこちら!
★クラフトチェスト
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/repair-chest/repair-chest.html
★作業台のテスタ
http://ja1cvf1.blogspot.jp/2011/09/blog-post_21.html

2012年4月24日火曜日

気になるメータ (3)

テスタのことを『VOM』あるいは『VOMメータ』と呼ぶことがあります。
これは、V・電圧(ボルト)、O・抵抗(オーム)、M・電流(ミリアンペア)、のコトです。つまりこの3種類の要素が計れるものをテスタと云うのです。
気になるメータで抵抗を計ることは出来ました。
いよいよ電圧計と電流計です。

本来はメータの内部抵抗を知って計算するのですが、実際には内部抵抗を正確に知ることはかなり難しいです。
うっかりテスタやブリッジなどで測定するとメータを壊す危険があります。
また、必要な倍率器や分流器の値が求められてもそれを造ることがまた大変です。
その辺は割り切って考える方がお勧めです。

『気になるメータ』は抵抗測定の時、可変抵抗を直列に入れて1kΩになれば1Vの電圧を加えてフルスケール・1mAを示すことを確認済みです。
仮に15Vの電圧計にしたければ全体の抵抗値が15kΩすればよいことになります。同じように考え、5Vの電圧計なら5kΩです。
この電圧計は測定時に1mAの電流が流れます。この様なメータの内部抵抗を 1kΩ/V と表記します。
* 1kΩ/V 1V当りの内部抵抗
これは動作中の回路電圧を測るにはあまりにも低い値です。つまり回路に与える影響が大きいと云うことです。
このことは最初にも触れましたが省電力化が進んだ電子回路ではテスタを繋ぐことによって回路の動作点が狂い正しい測定が出来ません。
最近の標準的なテスタは 20kΩ/V です。メータ自体は50μA以上の高感度メータを使っていることになります。

電流計も同様に考えると 1kΩ(メータ+可変抵抗)の状態では1mAの電流計ですが並列に抵抗を入れて合成抵抗が200Ωになれば5mAの電流計になります。15mAの場合は66.66Ωです。
電流計は回路に直列に入りますから、この様な使い方ではフルスケールで1Vの電圧降下が有ります。
回路の工夫で多少電圧降下分を小さくすることはある程度可能です。

このメータには 交流電圧計 のメモリもあります。
0.5Vとか1.5Vのメモリです。
流石にこの様に低い電圧を整流器だけで読むのは交流の電源電圧以外困難です。
交流電圧計は電圧の低い方でメモリが詰まっています。ダイオードの特性によるものです。また、周波数や波形によっても誤差が出ます。
いい加減に作ると気休めにもならない誤差の多いものになってしまいます。
今回は簡易型テスタの限界と、あきらめます。

アンプなどを使わず1mAのメータで作るテスタの限界が見えてきました。
実際にはテスタをいくつか持っています。

テスタと同じものを作る必要はないのかも知れません。
実験の時回路の動作状態を知ると云うより電源や負荷変動の監視用にした方が良さそうです。
そんな方向付けが見えてきました。
こんなコトを考えてるのは結構楽しいです。そして行動に移り面白いものが出来るか?
実際に作り始めて行き詰まってやめてしまうことも度々!!
しばらく経っても何もなければ投げ出したと思ってください。
今まで作ったゴミは数知れず・・・

2012年4月21日土曜日

気になるメータ (2)

ホントに思ったように動くか検証してみました。
1kΩの抵抗を測定してみたところどうやら思惑どおりに働きます。
チョット多めに表示されていますが普通の抵抗を使っていますのでこんなものでOKでしょう。
回路はこんな感じです。
メータ部分は外部抵抗を含めキッチリ1kΩにする必要があります。
これはメータの中央のメモリが”1”ですからそれを1kΩに合わせる為です。
仮に10kΩにしたければ抵抗を含めて10kΩにします。
計算上では1Ωにすることも可能ですがそれはかなり面倒なことになります。
測定端子から見た内部抵抗が1Ωでメータに流す電流が1mAというのは電源の関係で厄介です。考えてみてください。
これらは電池の選択にも関係します。

今回は素直に1kΩです。最近の電子回路を考えると偶然にもちょうど良いことが解ります。
数10Ωから10kΩくらいまで慣れれば50kΩを読み取ることが可能です。
メータに1mAの電流を流す為にFET(2SK43)による定電流回路を作りました。
FETのゲート、ソース間の抵抗(VR1k)を調整し回路電流を1mAに合わせます。実際に使う時はRxに色々な抵抗が繋がります。たとえばゼロΩ。それでも回路電流は1mAでなければ困ります。
実際に作る時は定電流回路を出たところに抵抗(470Ω程度)を入れて動作点を合わせます。
今回の実験では9Vの電池を使っていますが実機では3V程度で使いたいと思っています。
カッコ内に入れてある数値も実験上の参考値です。

最近は定電流ダイオードが簡単に手に入りますのでそれを使っても良いのですが電流の補正が出来ません。カタログデータを見ると調整せずに実現できそうな気がします。

次は電圧計です。これはRx端子にさらに直列抵抗が入ることになります。
今回は抵抗をVR(可変抵抗)で済ませていますが実際に使おうとする場合VRの多用は動作不安定の原因にもなります。
とは云え抵抗値に端数の付く抵抗は入手出来ません。安物のVRは要注意です。




2012年4月15日日曜日

気になるメータ

先日、友人から気になるメータを頂きました。
そうです、テスターのメータのような感じです。
『・・・のような』と書いたのは抵抗レンジのメモリが普通のテスタとは違います。
抵抗レンジは右一杯に振った時ゼロΩになっています。
このメータは右が∞です。
実はバルボルなどでは内部回路の関係でこの様な振れ方をするのです。


このメータで機能限定の簡易テスタが出来ないでしょうか?
簡便さを旨とするテスタに高度な電子回路は似合いません。
メータ感度は1mAです。


居眠りしながらなんとなくひらめいてきました。
でも、メータ感度1mAの為に電圧測定時の内部抵抗は1kΩ/Vになってしまいます。チョット気になりますが簡易型と云うことで我慢しましょう。うまく行くかどうか・・・
ちなみに最近のアナログテスタの内部抵抗は簡易型でも4kΩ/V。
20kΩ/Vが標準的です。

2012年3月29日木曜日

カーナビデータ更新・メモリーの相性

コンピュウタをいじっていると 『メモリーの相性』 と云う話を聞きます。
これは主にPCのメインメモリーのことですが今回はカメラなどに使うSDカードの相性の話。
データ転送に便利なのでよく使っています。


カーナビの地図テータを更新する方法がディーラさんからmailで送られてきました。
1) ディーラで更新  簡単ですが有料
2) 携帯電話にダウンロ-ドしてNAVIに転送 私の携帯は対応機種でない。
3) PCでダウンロードしてNAVIに転送する。 今までは出来なかったが今度OKとなったらしい。私が知らなかっただけか?
と云う訳で3番目の方法を試すことに。


手順は
NAVIにUSBメモリーを接続・IDを読み出す。(内容は見ることが出来ない)
PCを専用サイトに接続し指示に従いデータをUSBメモリーにDL。
そのUSBメモリをNAVIに接続、転送する。NAVIを再起動し完了。
と云う訳でさほど難しくはなさそう。


この油断がトラブルの始まりでした。
上にあるUSBメモリーは1ギガの安物、¥500円程か?
下は雑誌のおまけ、2ギガのμSDを入れてある。カードリーダと云うべきか?
どちらもPCやカメラでは問題なく使っています。
いよいよNAVIにおまけリーダを繋ぎました。
たまたま安物USBには他のデータが詰まっていたのです。
おまけリーダは簡単にIDを読み出してくれました。
PCに接続してID確認、DL開始。3メガほどであっという間に終了。
いそいそとNAVIに接続何回やっても 『IDが読めません』 、たまに通過すると 『データが読めません』 。
時々読めてると云うことは相性か?
安物USBを空にしてNAVIに繋ぐ。今度はIDが読めない。
何か良く解らなくなったが閃いた。
おまけリーダの中身を安物USBのコピー。
これがダメなら高級USBメモリーを買うしかない。
祈る気持ちで安物USBをNAVIに挿す。SWを切らずにしばらく待てと出た。
待ち時間が長い。あっという間にDL出来たのになんでこんなに時間が掛かるのか??
5分くらい掛かったか、再起動が始まった。
やれやれ。
昨年の暮れに完成した近くの立体交差が載っているではないか。
安物USBとおまけリーダは何が違うのだろう。
安物なので信号がなまっているのか?それとも同じように使えると思っていた私が悪いのか?
おまけリーダの中身、マイクロSDも隣の国の製品と解ったがそれ以上のことは書いてない。

2012年3月6日火曜日

5MHZ帯解放

アメリカでは5MHZ帯が解放されるようです。
ここでオヤッと思ったのはSSBではアッパサイドバンドと書いてあります。
日本で使えるようになるにはまだまだ先のことなんでしょうか・・・

2012年2月19日日曜日

秋葉原散策

久しぶりの秋葉原です。
もう半月以上来ていません。
私にとって半月は久しぶりになるのです。

液晶画面は7インチ
散策は末広町から始まります。
今日は、最近入手したLifeTouchを使いやすくする便利用品を探します。

交番横の 『お呪いやさん』 店の本当の名前は???・お呪い用品のような不思議なモノが並んでいるのです。でも最近PC用のコネクタやケーブルが沢山並んでいるので立ち寄ります。怪しげな香のかおりが漂ってる時もあるような・・・
一通り覗いただけで通過・帰りにもまた通るのでめぼしいモノは記憶の中にしまいます。忘れて帰ることも多いのですが。

DOS/V通りの北詰から入ろうか、思い出してもう一つ先の通りを左折。
うわさの 『 aitendo 』 http://www.aitendo.co.jp/ へ。
ここはPCの師匠エイチ氏のおすすめ。 可愛らしいおねえさんが 『いらっしゃいませ~え』 アクセントが怪しい。お姉さんは中国人か?
キットやケーブル付きのコネクタがいろいろ。お値段は充分こなれています。

裏路地を曲がってDOS/V通りへ。
新しいそば屋が出来るのか看板屋が工事中。昔は食事に困った秋葉原ですが安い食事に事欠きません。
さらにDOS/V通りを突き抜け 『杉元ガレージ』 へ。最近面白いモノが少ないなあ。
ジャンク屋、リサイクルショップ、などは開店当初はよいのですがだんだん品揃えが・・・

買ったのはケーブルだけ。
PSP(ゲーム機)の充電ケーブルと云うのを見つけました。コレはLifeTouchに使えそうです。
LifeTouch の充電器(ACアダプタ)は小柄な本体に見合わずとても大きく邪魔です。容量は5V-3Aですがそんなに必要かなあ!
今流行りのUSB充電器(100~240V 500円程度)と組み合わせれば海外でも使える小型軽量の充電システムが出来ると思う。

そうだ今日は4極(I Fone対応)のコネクタが付いたイヤホンマイクを買うのが目的だ。
コレが LifeTouch にも使えると師匠のご託宣だ。
LifeTouch の取説にはそんなこと一言もない。
いろいろあるので迷ってしまう。最近 I Phone やスマートフォン対応の便利商品が山ほど増えました。
携帯がみんなスマートフォンになってしまうと云うのはあながちウソではないでしょう。
迷ってるウチに Bluetooth 対応イヤホンマイク ¥979、と云う文字が目に飛び込んできました。
半年間保証付きというキャッチコピーにみごとキャッチされ買ってしまった。

Bluetooth があれば紐付きのイヤホンマイクは要りません。
でも高いから紐付きで我慢しようと思っていたのですが深く考えずに買ってしまいました。
あとで、『チョット安すぎるよ~なあ~』 凶と出るか吉と出るか、後日お知らせします。

『千石』 でステンレス用ハンダ(ヤニ入り)を買ってラジオデパートへ。
ステンレス用ハンダというのはフラックスが違うだけ。殆どのモノがハンダ付け後洗浄が必要。
もちろん洗浄不要の物を買う。
いつも行くラジオデパートの 『S電機』 しばらくお休みの張り紙が。聞くところに夜と1月の半ばから休んでいるらしい。
親父さん具合が悪いのか、気になるなあ~。

小物をいろいろ買い回り、表に出れば冷たい風がさらに強くなったような、日が落ちる前に引き上げよう。

2012年1月30日月曜日

AMラジオが聞こえない。

先日ある人から電話をいただきました。
ラジオが調子悪いので買い換えたら此また良く聞こえないと云うのです。
『何とかならないか』というのです。
聞こえないのはラジオのせいでは無いようです。
都内、それも渋谷区でNHKは何とか、TBSは殆ど聞こえないと云うのです。
地方ではAMラジオが聞こえないというのは良くあります。時間帯によって聞こえたり聞こえなかったり、これは電波の性質上仕方のない場合もあります。
渋谷区はTBSの送信所から20kmほどしか離れていないと思います。あまり遠くでないのに聞こえない。
実は渋谷区、とても坂が多いところです。その家は北側が高くなっており送信所はその影になるのです。
木造の2階屋で窓際にラジオはありました。ミニコンポスタイルのラジオです。
電波の様子を調べる為携帯ラジオを持って行きました。部屋の中を歩いてみると確かに良く聞こえない場所があります。設置状況はとても悪いのですが写真のようなアンテナが付けてありました。
ラジオの信号は弱いのに他の電子機器が発生源と思われるノイズは非常に大きいのです。アンテナもどき?を色々回して位置を変えても良い結果は得られません。
念のため東京タワーから送信されているFM波は良好でした。(別に小さなワイヤーアンテナが付いていました)
今回は特定の局が聞こえないのではなく人工雑音が大きい割に全体に電波が弱いので軒下にアンテナ線を張ることで解決しました。
本来、人工雑音が大きければアンテナは建物の上に出すべきですが建物の美観やメンテナンスのことを考え目立たないように仕上げました。

2012年1月21日土曜日

ケンウッド TS-850SAT 修理完了

昨年修理に出したTS-850SATの修理が完了しました。
古い機種なのでTS-850Sと思っていた型番も間違っていました。
修理に出してそろそろ2ヶ月になろうというモノですが、故障の原因が解らなかったせいか時間が掛かったのは仕方がないでしょう。
予想通りアンテナチューナの不具合でしたが、既に部品はなく機構部分を分解し再組み立てをしたらしい。
お陰で派生的に起こった出力の不安定さも解消。総合的な調整もしてくれたようで心なしか良い音に聞こえます。
これでまた暫く使えるでしょう。

それにしてもケンウッドの担当者に感謝したいです。2ヶ月近くも時々発生する異音、出力不安定につき合って原因究明していただいたのですから。

最近は殆どのメーカが 『部品がありません、修理不能です』 と云う時代。
修理に対する対応が変わってきたのはPL法制定以後??
日本のメーカはどこか間違っていると思うのです。
製造物に対して末永く安心して使えるための法律が、これによってメーカが無過失責任を問われる可能性が高くなったために 『所定期間が過ぎたモノは使わないようにさせる』 こういう逆の意識が働いている。
日本人の、モノを大切にする美徳が裏切られ、 『修理するより買った方が良いよ(安いよ)』 『そんなモノ捨てて新しいの買ったら』 と云う自己保身(自社保身)の間違った思想を植え付けようとしてるのでしょう。

つきっきりに修理した訳でもないと思いますが、ユーザのために大変な作業ありがとうございました。
次回も安心して使えるケンウッドの無線機を選ぶことになるでしょう。

(1月21日一部加筆)

2012年1月3日火曜日

ハイドロハイター コネクタのお掃除

SPEEDIPでコネクタのお掃除を紹介しました。
http://ja1cvf.blogspot.com/2011/12/speedip.html
これは、お掃除と云っても洗剤で洗うのとはチョット意味合いが違います。
化学的に表面の硫化物を取り去ります。
そして、銀製品(銀メッキ)専用と云うことを言い忘れました。他の金属では悪影響がある場合があります。
SPEEDIPの主成分はチオ尿素、お値段もそれなりで大きな部品の洗浄には私の購入したモノは力不足。
何か同様の効果があるモノはないか?
Ronchan Papa さんにヒントを頂き 『ハイドロハイター』 を買ってみました。150g(粉末)入り\198でした。
使用方法は多少違いますがコストは安くなるでしょう。

サンプルはこのコネクタです。
指定濃度より濃いめ*の洗浄液を作って早速ドボン!
ここで一つ問題発生。
指定された40℃の溶液で30分から2時間・これを維持する方法がありません。
コーヒーウオーマなどで暖めながらやるのがよいと思いますが、食料品器具との混用は気になるところです。
それでも何とか1時間経過で取り上げました。
洗浄液は真っ黒で随分汚れが落ちた感じです。歯ブラシで軽く磨いて良く水洗い。
如何でしょう。同じ物を同じ場所に置きました。確かに落ちているのですが、不満足です。

仕方がないのでSPEEDIPのお出ましです。
こちらは常温で10秒程度・すぐに取り出し歯ブラシで磨いて水洗い。
ハッキリとその差が解ります。軍配はSPEEDIPに!

ハイドロハイターの敗因は!
ハイドロハイターの主な用途は繊維品や家庭用品の汚れ落とし、還元漂白剤です。主成分は二酸化チオ尿素。SPEEDIPはチオ尿素、他に添加物もあります。
成分の違いがどのように影響するかは化学に疎い私には解りません。
においは明らかに弱いです。
使用対象から判断すると濃度はかなり薄いと思われます。そんな気がしましたので“チョット濃いめ”にしたところなかなか解けません。
保温用具がなかったので作業温度は急速に下がってしまいました。これも失敗の大きな原因と思われます。
汚れの落ち具合を見ながらさらに考えてみました。
・傷のないコネクタ内部は意外に綺麗。汚れの酷いロ-レット加工部分は綺麗にならない。
・この薬品に期待してることは硫化銀皮膜を取ること。一般汚れを中性洗剤による前処理で落としておく。
・液温を維持する・コーヒーウオーマなど使用。
・深い傷(地金が出ている)部分は黒くなっていた。酷く痛んだモノはあきらめましょう。
・薬品の残渣が残らないように後処理としてお湯で良く洗います。
こんなコトを注意すれば効果ありの結果が得られることと思います。
絶縁物に対する影響は解りません。
(結果はあくまでも自己責任で)

*化学の世界ではチョウド良いのが一番良くて濃いめは危険が潜むといわれます。


2012年1月1日日曜日

日食用遮光グラス

新年おめでとうございます。
気の早い話で恐縮ですが今年は5月21日に日食があります。
それも金環食です。太平洋側のかなり広い地域で見ることができます。
なぜこんなに早く日食の話をするのか不思議に思う方も居られるでしょう。
実は前回の時遮光グラスが間に合わなかったのです。
日食を見る時太陽の光を弱くする遮光グラスが必要なのは殆どの方はご存じと思います。
前回はのんびりしていたので何処へ行っても売り切れでした。それで早めの準備をお勧めしようという訳です。

皆さん良くやる危ない方法は下敷き利用、ガラスに煤を塗る、感光済みの真っ黒なフイルムを使う、などなど。
私も実はその経験ありです。
あんまり熱中すると夜になって目が痛くなったり大変なことになります。
先に挙げた代用品は可視光線は遮光できるのですが紫外線や赤外線などは素通しに近い場合があります。紫外線や赤外線で眼が焼けると後遺症が残ることもあります。
日食観察には自分では気がつかない紫外線、赤外線の遮蔽ができるフィルタが必要なのです。

市販品の日食メガネなどと呼ばれるモノを使うのが簡単です。高いモノではありません。1000円以下でしょう。
粗悪品もあるようで遮光度の表示がある物を買いましょう。
これは 『遮光度#13』 でした。
日食の間際には値上がりしたり売り切れになるコトもあります。
それで 『早めの準備』 をお勧めする訳です。

もし売り切れならどうしましょう。
そんなときはホームセンタの溶接機器売り場に行きます。
溶接用遮光面というのがあります。でもそんなの買ってしまったら後で困ります。
そのお面に使う交換用の遮光グラスがあります。
一枚2~300円です。
このガラス(プラスティックもある)は紫外線赤外線もチャント遮光します。
段ボールの空き箱に穴をあけて遮光グラスを貼り付けましょう。
ガラスだけでも良いのですがこの様にボール紙で囲いを付けると脇から光が入らずとても見やすくなります。
遮光グラスは#13~15位が良いでしょう。
適当なのがない時は2枚重ねても良いです。
たとえば5+11=16ですが-1で15と考えて良いようです。

気の早い話題ですが準備万端整えて当日の天気が快晴であるようにお祈りしましょう。