2008年8月27日水曜日

HAMフェア雑感


先日、23,24日に東京ビックサイトで開かれたHAMフェア・アマチュア無線の大イベントに行ってきました。
毎年開かれるHAMフェアですが今年で何回目か?判らないくらい続いています。
今年は主催者発表で約29,000人の来場者があったと聴いています。
これは毎回恒例の開会テープカットの模様です。
*写真はオフィシャルサイトからの引用です。<http://www.jarl.or.jp/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/>
当日、会員割引券を持って出向きました。開会30分遅れで到着(それで開会式に間に合わず引用写真になりました)いつもの“長蛇の列”に並ぶことなくあっさり入場。入り口正面にはいつものJARLブースがそしてメーカブースと並んでいます。その後ろには販売店がひしめき合ってるはずですが・・・
今年は少し異変がありました販売店が異様に少ないのです。
その奥はクラブのブースです。活動の発表やアイボールを楽しむ大勢がたむろしています。ここは立ち話しかできません。椅子などを置くのは基本的にダメなようです。でも椅子がほしいなあ!
休憩所はありますが同好の志が集まり口角泡を飛ばすには向きません。
一番奥は恒例ジャンク市、いろいろなクラブやグループがゴミに近いモノを持ち寄り販売しています。ゴミと言い切らない所はその中にお宝が埋もれているかも知れないのです。
今年もなにやら買ってきましたがゴミにならないことを願うばかりです。
実は今アマチュア無線は人気急落でJARL(日本アマチュア無線連盟)の会員数が激減しているのです。それでも一流の会場でイベントを出来るのは素晴らしいことなのか考えさせられます。
会場費の一部を負担してくれる業者がどんどん減ってるのです。
ある老舗販売店の社長さんがぼやいていました。
会場費が高くてねえ!小さなブースで18万なんですよ。机を借りたりアルバイトを頼んだり30万掛かっちゃうんです。売り上げは2割くらい値引きしたらもう何やってるんだか判らないんですよ。
実はその社長さん出展費の安いジャンク市に名前を変えて出ていました。本来そこは業者は出店できないブースなんです。大分前からそこに出店する業者が問題になっていましたが背に腹を換えられず出店し、主催者も出店者の激減でむげに断れないジレンマに陥ってるようです。
そのためかジャンク市の販売品も割高で売り手も買い手も元気がありません。
以前から安い会場にしようと云う声はあるのですが主催者の見栄でしょうか日本一高そうなカッコイイ会場を使っているのです。
入場者も少なくなり出展者も減って、いずれ身動きできなくなるのは目に見えてます。
29,000人の入場者私には1万人くらいサバ読みに見えて仕方がないのです。

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