2008年6月8日日曜日

秋葉原

昨日の昼頃私は友人と秋葉原の中央通りを歩いていました。
それから24時間後、同じ秋葉原の中央通り・まさに同じ場所で通り魔殺人事件があったのです。
相手は誰でもよくであった相手を7人も刺し殺したのです。
この事件を知ったのは発生直後TVの中継で知りました。
TVの画像は私のよく知ってる場所、TVに映し出された画像の中にはよく知ってる店名も有ります。
実は秋葉原へ行くのは今日6月8日の予定でしたが予定を変更して昨日行ってきたのです。
今日でなくて良かったと思う反面、近頃の秋葉原はどこかおかしいと感じていたのも事実です。

もう10年以上、20年に近いでしょうか電気街の一角にパチンコ店が出来ました。
近所のお店の方たちもはっきり口には出さずとも不釣り合いな店だなあといっていたのを聴いています。「こんな所にこんな店出来ても客なんか来ないよ」と云う言葉と裏腹に次第にお客さんが集まり始めたのです。
まさにその時から電気街の異変が始まったのでしょう。
最近TVの放送で「オタクの町」というような呼び方をされます。とても不快な呼び方です。
一つのパチンコ屋が始まりでゲームセンタ、フィギィアショップ、漫画喫茶、メイド喫茶、そしてもっとおかしなアングラ店と、とどまる所無く無防備の電気街は巨大歓楽街へと変化しているのです。

世界にその名を轟かす「秋葉原電気街」昔ながらの電機部品を売る店は元気が無く、土日は休みの店が多くなり、今までと違った人種が闊歩して元気そうに見えるジャンクやからは異国の音楽が聞こえ異国の会話が飛び交い、外国訛りの強い日本語で応対する店員とやりとりする日本人たち。売られてる商品も電気とは関係ない商品が大量に混ざっているのです。
ここはどこなんだ!
日本の商店街政策がことごとく失敗してるにもかかわらず改める気遣いはなくただただ時代に押し流されているの。
そして最近は恐喝だの傷害だのいろいろ、昔はなかった事件が頻発してるという。
ラジオ少年と云われる中学生が大人に混じって少ない小遣いを握りしめ買い物していた時代が懐かしい。
世界に情報を発信するIT産業の町を創造すると再開発された秋葉原・なんだか違う方向に、悪い方向に動いている。
世界に誇る技術立国も気がつけば技術後進国に成り下がり。それでも未だに最先端技術を持つ日本と信じてる人が多いのも困ったことです。
認識して下さい!日本の最先端技術はいつの間にか外国に追い越されてるんです。
世界の電気街も無法歓楽街になり、技術後進国になってしまった日本を再認識して貰いたい。
そして、技術先進国の地位を再び取り戻したいモノです。

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