2012年1月3日火曜日

ハイドロハイター コネクタのお掃除

SPEEDIPでコネクタのお掃除を紹介しました。
http://ja1cvf.blogspot.com/2011/12/speedip.html
これは、お掃除と云っても洗剤で洗うのとはチョット意味合いが違います。
化学的に表面の硫化物を取り去ります。
そして、銀製品(銀メッキ)専用と云うことを言い忘れました。他の金属では悪影響がある場合があります。
SPEEDIPの主成分はチオ尿素、お値段もそれなりで大きな部品の洗浄には私の購入したモノは力不足。
何か同様の効果があるモノはないか?
Ronchan Papa さんにヒントを頂き 『ハイドロハイター』 を買ってみました。150g(粉末)入り\198でした。
使用方法は多少違いますがコストは安くなるでしょう。

サンプルはこのコネクタです。
指定濃度より濃いめ*の洗浄液を作って早速ドボン!
ここで一つ問題発生。
指定された40℃の溶液で30分から2時間・これを維持する方法がありません。
コーヒーウオーマなどで暖めながらやるのがよいと思いますが、食料品器具との混用は気になるところです。
それでも何とか1時間経過で取り上げました。
洗浄液は真っ黒で随分汚れが落ちた感じです。歯ブラシで軽く磨いて良く水洗い。
如何でしょう。同じ物を同じ場所に置きました。確かに落ちているのですが、不満足です。

仕方がないのでSPEEDIPのお出ましです。
こちらは常温で10秒程度・すぐに取り出し歯ブラシで磨いて水洗い。
ハッキリとその差が解ります。軍配はSPEEDIPに!

ハイドロハイターの敗因は!
ハイドロハイターの主な用途は繊維品や家庭用品の汚れ落とし、還元漂白剤です。主成分は二酸化チオ尿素。SPEEDIPはチオ尿素、他に添加物もあります。
成分の違いがどのように影響するかは化学に疎い私には解りません。
においは明らかに弱いです。
使用対象から判断すると濃度はかなり薄いと思われます。そんな気がしましたので“チョット濃いめ”にしたところなかなか解けません。
保温用具がなかったので作業温度は急速に下がってしまいました。これも失敗の大きな原因と思われます。
汚れの落ち具合を見ながらさらに考えてみました。
・傷のないコネクタ内部は意外に綺麗。汚れの酷いロ-レット加工部分は綺麗にならない。
・この薬品に期待してることは硫化銀皮膜を取ること。一般汚れを中性洗剤による前処理で落としておく。
・液温を維持する・コーヒーウオーマなど使用。
・深い傷(地金が出ている)部分は黒くなっていた。酷く痛んだモノはあきらめましょう。
・薬品の残渣が残らないように後処理としてお湯で良く洗います。
こんなコトを注意すれば効果ありの結果が得られることと思います。
絶縁物に対する影響は解りません。
(結果はあくまでも自己責任で)

*化学の世界ではチョウド良いのが一番良くて濃いめは危険が潜むといわれます。


4 件のコメント:

ロンちゃんパパ さんのコメント...

ハイドロハイターによる洗浄効果の検証を公開いただき有り難うございます。
銀硫化物へのSPEEDIPの威力が凄い。
化学式ではどのように説明されるのかわかりませんが、見事に分解するのでシンプルな式になるのでしょうね。

ロンちゃんパパ さんのコメント...

分解洗浄の化学式が掲載されているページがありました。
ご参考まで。
http://www.j-tokkyo.com/1998/C23G/JP10046375.shtml

duh さんのコメント...

温度のコントロールは、今私が使っているSSRと温度コントロール専用IC(型番は今出てこない)を使ったコントローラを進化させた比例制御コントロールで水中用ヒーターをコントロールすれば問題なくOKと思いますよ。
回路図等のデーターは電子文章にしてどこかに保存してあったと思いますよ。

エフ さんのコメント...

DUHさんこんにちは
結局ハイドロハイターは力不足かなあ。
コスト的にはかなり安上がりですが作業が面倒。
たまにまとめてやれば済む仕事。思案しどころです。
話は別になりますがアルマイトの実験をしたいのでその時にはヒータが欲しくなるかも。コーヒーのホットプレートで済ませられそうにも思います。
コーヒーウオーマはホットプレートと云うらしい??