2009年10月17日土曜日

せんじがら


先日、急に思い立って石見銀山から隠岐の島へ行ってきました。
広島まで空の旅。チョットうとうとしてる間に広島空港へ到着です。この地方へは殆ど行ったことがないのです。何時も通過してるだけでした。
バスに乗って石見銀山へ向かう途中で見かけたモノ。
『せんじがら』一袋¥1050也。チョット買ってみたい衝動に駆られたのですが試しに買ってみるには、チト高い。味は絶品と云ってましたが。「半分にせいや」と云ってみたのですが無理と云われその場を離れたのです。
よそにもあるだろうと思いつつ。
味が気掛かりだったのだが、とうとうそのチャンスは訪れません。
その正体は『ホルモンの唐揚げ』と云うことでしたがよその店では見かけること無し。チャンスを逃した。

バスは島根県に入り一路石見銀山へ。広々とした立派な家が多い。地方都市の豊かさであると感じます。
その道すがら家々の軒先に 大黒様の顔 を飾った軒瓦が目に付きます。気を付けて見ると塀の角には 鳩の飾り が乗ってる家もあります。
石見地方は瓦の名産地であることを改めて知ることになりました。伝統の瓦屋根は赤と黒、見事なモノです。その瓦何と言ったか?石州瓦、赤が基調少し黄色み掛かっている。
良質の原土不足が気に掛かる。

しかし町並みは閑散としている。
閑散とした空港、土地の景観を突き抜けるように造られた車の通らない道路、道路。それでありながらその脇には大渋滞の道路がある。
道路造りの総合的な方針がないまま高速道路を造ってしまったとしか云いようがないのです。
何とか会館、何とかセンター、何とかホールは目を見張る程立派だ。確かに町をいじり壊してる。住民の顔が暗く見えるのは気のせいか。
宍道湖の干拓は中止された。土地のかけがえのない財産は残されて良かった!

ところで、山陰の旅、何見てきたの?
う~ん、地方の豊かさを見てきたのかなあ!人々はおおらかです。東京は活気があるようだけれど実は余裕がなく窮屈で息苦しい。それが東京の貧しさかも知れない。


0 件のコメント: