左は標準型 bird43 に改修された bird4310右は4310についていたメータです。(写真をクリックすると大きくなります)
暑さ真っ盛りのHAMフェア会場。
BIRD43のスラグ、スラグ、スラグを求めて会場を右往左往。ありましたよ!程度の良さそうな500H。
「250Hで良いのだけど・マッ、イイッカ」
「コレいくら」 「5000円}
「コレいくら」 「5000円}
「ギク! 高いなあ!」 「程度良いんだから、それでも安いんだよ」
ソウなんです。けして高くはないんです。それでも粘ってチョットだけオマケしてくれたような気がしました。1000円の本体に引っかかって高い買い物です。
高級品とは云え送信機の電力を計るだけです。
それに、このBIRD43は精度がよいのですが使用する周波数帯によってこのスラグを用意しなければなりません。
いくつ必要になるか?魔のスパイラルに巻き込まれ始めたのです。
家に持ち帰ってスラグを入れてみました。
その表示は・・・やはりおかしいのです。
表示は微妙におかしいのです。誤差として考えられるレベルではありません。
と云うことはメータがおかしいのか?無駄な買い物してしまった。メータを交換しなければダメか!
流石に交換用のメータは日本では入手困難です。アメリカからでは送料もバカになりません。
「うまくジャンクを見つけたら交換することにしよう」
「とりあえずしまっておこう」
そして、チャンスは訪れました。
HAMVENTIONへの参加です。最大級のHAMイベント・ここにはBIRD43のリペアパーツを売る店も出展するはず。
メータは当時6000円程だったと記憶しています。
メータを交換してバッチリ!修理完了!
ではどうしてメータがダメになったのでしょう。
BIRD43シリーズはどれも30μAのメータを使ってるはず。
そしてすべてのパーツに於いて発売当初から現在にいてるまで互換性を持っていることがBIRD43の特徴なのです。私のは4310です。(後継機のピークパワーメータ4311のスラグは互換性有り)
そしてすべてのパーツに於いて発売当初から現在にいてるまで互換性を持っていることがBIRD43の特徴なのです。私のは4310です。(後継機のピークパワーメータ4311のスラグは互換性有り)
どうしても使い方に疑問があったのでBIRD社から4310の取説を送ってもらったのです。それには『廃番品なのでコピーである』のメッセージが付いていました。
取説を良く読むとBIRD4310だけが特殊規格だったのです。オシロスコープを接続してピーク電力を見られるようになっていたのです。さらに外部電源も必要で、そのためスラグもこの機種だけ特別なモノを使うようになっていました。スラグは入手困難(販売中止)です。
オシロスコープを使うことなく測定できるようにその回路を外していましたので一見標準のBIRD43になっていたのです。ところがメータ回路の直線性が違うためフルスケールは同じでもメモリ付けが違っているのでした。(写真参照)
つまりメータ本体の故障ではなくメモリ板の交換が必要なのでした。
『騙したのか騙されたのか』未だに疑問です。まともに買うより安かったから良いとしましょう。
つまりメータ本体の故障ではなくメモリ板の交換が必要なのでした。
『騙したのか騙されたのか』未だに疑問です。まともに買うより安かったから良いとしましょう。
BIRD43・最近の国内での参考値段 http://www.rfinq.com/bird.html
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