2008年3月16日日曜日

先の曲がるドリル

穴を開けるとき失敗するのが位置がずれることです。
その原因はドリル(キリ)の下ろし方が材料に対し垂直でないと回転力が均等に掛からないのでずれる等と云われますが実際にやってみると100発100中ずれるのです。深い穴など開けると酷いときには途中から曲がってあくときもあります。
そんなわけでいつもずれないように、曲がらないように注意して穴あけをしているのです。
しかし世の中にはおもしろい人がいます。
ドリルで曲がった穴を開ける事を研究してるというのです。
この場合私のように勝手に曲がるのではなく好きな方向に曲がって進んで行くキリが既にあるそうです。
石油や地下資源の探査でボーリングするとき地質を見ながらあちらこちら曲がって探しながら進んでいくようです。
まさにモグラですね。モグラは自由自在に地下トンネルの掘っていくようですから。
首都高新宿線の地下トンネルも開通したのはまだ6~7キロですがカーブもあり、アップダウンも有りで結構くねくね曲がっています。この地下トンネルは東京湾に向かってまだまだ曲がりながら進んでいます。
ボーリングとかドリルとか云われたので曲がることが困ることと思ったのですが大きな穴はもう既に自由自在に曲がって掘っていたのです。
私の頭もだいぶ固くなりました考え方を柔軟にしてモグラや蛇のように柔軟な穴あけや工作が出来るように・・・
でもやっぱり曲げるのは良いけど曲がるのはダメですね!