2010年6月12日土曜日

ハヤブサとイカロスと高電圧発生器

高電圧発生器は今実験中の写真のようなモノですがなかなか判らないことが多く必ずしも順調ではありません。
高電圧の発生そのものは圧電セラミックスを利用したモノで電源を繋いだらそれで完成。
それを使って放電現象について考察してるのですが!
放電現象についてコロナ放電とか火花放電、アーク放電、等々その現象の違いや言葉の理解にもただ無駄な時間が過ぎていくような気がしてます。
一つ気が付いたこと放電(多分コロナ放電)している電極間に小さな紙切れや等を入れると片方の電極にその紙切れが吸い寄せられます。
(-)から(+)へ・電子は(-)から(+)へ移動してることを再確認!
昔学校で習ったような気もしますがもう忘れてます。それでも「これが電子の流れだ」と勝手に実感しています。

閑話休題
宇宙船「はやぶさ」が明日小惑星イトカワの岩石(ちり・塵)をもって地球に帰ってくるのです。
この宇宙船の動力がイオンエンジン・と云うことは私がいじってる高圧発生器の放電電極の間で起きている電子流による力と同じです。「こんなもので宇宙船が飛ぶ訳がない」と云われたのですが見事10年ほど?7~8年か?宇宙の旅を終えて帰ってくるのです。
そして、もう一つ宇宙ヨットと云われるイカロスがその帆を広げることに成功したと云うnewsがTVで放送されてました。これも大陽の巨大な核融合炉から放射される電子流を帆で受けて推力にする宇宙船なのです。これもイオンエンジンと原理は同じ!

こんなコトを考えてると私の高電圧実験もバカにしたモノではない。最新の宇宙開発に興味がわいてきました。勝手にイオンエンジンに関わっているような!(チョット遅いですが)
*高電圧実験は始めに書いたように判らないことが多く解釈が間違ってるかも知れません。また命に関わる感電の危険がありますので不用意に取り扱わないように願います>

2 件のコメント:

ロンちゃんパパ さんのコメント...

10年以上前にベンチャー企業からイオン風を使ったファンレス空気清浄機が発売されたことがありましたが、得られる風量が少ないためか消滅してしまいました。無重力で空気の無い空間では吐出力が推進力になるようですね。
知恵と技術が埋め込まれ、命名された「はやぶさ」いう名はぴったり。

エフ さんのコメント...

ロンちゃんパパさん こんにちは。
「はやぶさ」は一足お先に昨日無事帰還しましたね。
楽しみはおみやげの宝箱?蓋を開けたら煙ならぬ砂塵が舞い上がることを期待します。
無限のイオンエンジン(チョット違うのかな)を利用した「イカロス」果てしない宇宙空間で航海を楽しんでいるのでしょうか。
一緒に出発した「あかつき」は金星に向かって半年の旅。
話題つきない宇宙の話し。
私の高電圧実験・本来の目的・高耐圧コンデンサの完成を目指します。