2010年2月9日火曜日

おたふく鎚?の修理とヤスリ


ぼろ市で買った金鎚、やはり普通のマメ鎚と思うのが自然でしょう。
名前にこだわることはないのですが使えるようにしておかなければゴミ同然。
竹の柄がついていたのだが何となく不自然。手持ちの柄で仕立ててみました。
先曲がりの癖がある柄・結構良い感じに成りました。

閑話休題
netサーフィンをやってましたら、面白いサイトに行き着きました。
彫金、鍛金、フライス、旋盤、を楽しんでる。その中にヤスリでナイフを作る話が出ていました。ナイフだけではありません。ダメになった刃物で旋盤のバイトなども作っています。
やっぱり居た!同じような人が。
私も、折れたドリルやすり減ったヤスリ、折れた金ノコ、みんな捨てずに「何時か役に立つ」としまってあるのです。
その中に数年前Daytonへ行った時買ってきたジャンクのヤスリが有りました。半分位は前の持ち主が手を加えた物だ。一山5$ほどのゴミ同然の代物。
実は手を加えた、その小細工が気になって買ってきたのです。彫金などで使う微細加工用のヤスリです。
改めてどんな細工がされてるか見たのですがそのヤスリのほとんどがvallorbe。
知らずによいモノを買ってきた! 
これも現役復帰をさせねばかわいそう。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

エフ様こんにちは。
Rain_manです。

「つぶやきエフさん」楽しく読ませてもらっています。

バローべのヤスリお持ちなんですか!
いいなぁ。
工作マニア以上に工具マニアなもので垂涎しながら見ています。
本当にお宝発掘ですね。

オタフク鎚も改良されたのですね。
既存の物を使いやすく直すって良いですよね。
工具に新しい命が吹き込まれる感覚で、堪りません。

オタフク鎚に関して多少知識がありますので
書き込みさせていただきますね。

当初ご購入時に細くて長い竹の柄が付いていたようですが、この形には一応の理由があるのです。
長い柄の中間ぐらい(鎚の支点付近)を鉛筆を持つように軽く握り、シーソーのように頭の部分をタガネに打ちつけるための形なのです。
慣れてくると、手の力をほとんど使わず(支点を保持しているだけなので)一定のリズムでタガネを打ち込んでいくことが出来るのです。

とはいっても、僕自身が使っているオタフク鎚は長い柄ではなく、掌で包み込むように柄のお尻部分を持つ形状になっています。
要は師匠の使い方とか、自分に合った使い方を選んでいった結果の形状な訳です。

それぞれの使い手で工具の形が変わってくる。
これも工具の魅力だと思いました。

いきなりの長文で失礼いたしました。
今後ともよろしくお付き合いお願いいたします。

エフ さんのコメント...

RainManさん こんにちは
ブログに不具合発生しコメントが遅れました。

バローベはつい最近まで高級ブランドとは気が付かず使っていました。

おたふくは長い竹の柄があまりにもグラグラで手持ちの癖がある曲がり柄に交換してみました。これが結構具合良く気に入ってます。

細い竹柄、シナリと反動をうまく使うため・・・私にはまだ修行が足りません。
しばらく彫金やってません。何か作ってみたくなりましたが指輪作ってもあげる人が居ません・・・