2008年12月7日日曜日

DCコンセント

先日HAMの仲間との話で太陽エネルギを活用したいのだが!
一念発起「そのシステムを作ってみたものの使えるシーンは少なく期待した程ではなく使いにくさを改めて感じてしまった」
「コンセントが使えないので不便だ」
と云う言葉が発せられた。私もこれには同感です*。

私自身小さなソーラパネルと12Vバッテリを組み合わせた独立系のソーラシステムを持っています。
しかしバッテリはいつも満タン状態。そのエネルギをほとんど使ってないのです。直流機器はたくさんあるのですが電力を取り出すためのコンセントが無く使い勝手が悪いのがその原因です。
交流の電化製品は多くの場合コンセントから電気を取るのですが直流機器の場合そのように便利なコンセントはありません。ACアダプタについているプラグ*をDCコンセントの仲間にはしたくありません。規格がバラバラで全く困った商品です。
この写真は10年程前までは販売されていた直流用コンセント*です。
残念ながら現在全く入手不可能です。
直流系小型システムを使うためには不便なネジ止め式端子板や車のシュガーライタ用プラグを流用するしかないのです。
12V系小型発電機などにはコンセントが付いていますが各社マチマチの形式で全く互換性が無く不便な状況は変わりません。
直流機器のコンセント使用は交流機器とは別の危険*があることは承知していますが統一規格品*の発売を期待しています。
既に交流用コンセントの転用を散見することがあり危険な状況が迫っていると思います。

*直流機器と行っても広範囲で、ここでは24V 以下、12Vの小型機器に偏った考えです。
*ACアダプタのプラグ 小型機器のDCプラグざっと調べただけで30種類以上有ると思われます。互換性を考慮しない日本のメーカが思うまま作り続けた結果だと思います。この様になっては困るのです。
*過去に販売されていた12V,24V直流用コンセント(テーブルタップ)
AC用を少し小型にしたサイズ、フューズ内蔵、この製品は構造的に安全性の問題が有り、それが理由で販売中止となったと思われます。しかしとても便利で愛用していました。
*AC用とは別の危険性 電圧が高い場合通電中に抜き差しすることによりアーク放電が起きる。電圧が低い場合アーク放電の危険性は減少するが電流が大きくなり発熱の危険がある。
*NEDO<http://www.nedo.go.jp/index.html>では家庭用直流電力供給の研究をしているようです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

以前中古で購入した船に新しく魚群探知機を購入
以前より設置されていたコンセントに接続しようと思いましたが周辺の船具関係を探しましたがコンセントがありません、偶然今回あなたのつぶやきの写真と同型のコンセント、交流用の同型のコンセントをホームセンターで購入。でも多少型が異なりさし込めません。直流関係の器具は世の中より放置されています。どうしようにもありません。あーーーあ

エフ さんのコメント...

AC用のコンセントに似た形のモノがありますが危険ですから流用されませんように。
ガソリン発電機にDCコンセントが付いたモノがあります。残念ながらそれらも規格が統一されて無く現状→入手困難です。
お願い:匿名投稿はspam対策で自動削除されることがあります。ニックネームで結構ですから何かお名前をお願いします。