ホントに思ったように動くか検証してみました。
1kΩの抵抗を測定してみたところどうやら思惑どおりに働きます。
チョット多めに表示されていますが普通の抵抗を使っていますのでこんなものでOKでしょう。
回路はこんな感じです。
メータ部分は外部抵抗を含めキッチリ1kΩにする必要があります。
これはメータの中央のメモリが”1”ですからそれを1kΩに合わせる為です。
仮に10kΩにしたければ抵抗を含めて10kΩにします。
計算上では1Ωにすることも可能ですがそれはかなり面倒なことになります。
測定端子から見た内部抵抗が1Ωでメータに流す電流が1mAというのは電源の関係で厄介です。考えてみてください。
これらは電池の選択にも関係します。
今回は素直に1kΩです。最近の電子回路を考えると偶然にもちょうど良いことが解ります。
数10Ωから10kΩくらいまで慣れれば50kΩを読み取ることが可能です。
メータに1mAの電流を流す為にFET(2SK43)による定電流回路を作りました。
FETのゲート、ソース間の抵抗(VR1k)を調整し回路電流を1mAに合わせます。実際に使う時はRxに色々な抵抗が繋がります。たとえばゼロΩ。それでも回路電流は1mAでなければ困ります。
実際に作る時は定電流回路を出たところに抵抗(470Ω程度)を入れて動作点を合わせます。
今回の実験では9Vの電池を使っていますが実機では3V程度で使いたいと思っています。
カッコ内に入れてある数値も実験上の参考値です。
最近は定電流ダイオードが簡単に手に入りますのでそれを使っても良いのですが電流の補正が出来ません。カタログデータを見ると調整せずに実現できそうな気がします。
次は電圧計です。これはRx端子にさらに直列抵抗が入ることになります。
今回は抵抗をVR(可変抵抗)で済ませていますが実際に使おうとする場合VRの多用は動作不安定の原因にもなります。
とは云え抵抗値に端数の付く抵抗は入手出来ません。安物のVRは要注意です。
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