昨年修理に出したTS-850SATの修理が完了しました。
古い機種なのでTS-850Sと思っていた型番も間違っていました。
修理に出してそろそろ2ヶ月になろうというモノですが、故障の原因が解らなかったせいか時間が掛かったのは仕方がないでしょう。
予想通りアンテナチューナの不具合でしたが、既に部品はなく機構部分を分解し再組み立てをしたらしい。
お陰で派生的に起こった出力の不安定さも解消。総合的な調整もしてくれたようで心なしか良い音に聞こえます。
これでまた暫く使えるでしょう。
それにしてもケンウッドの担当者に感謝したいです。2ヶ月近くも時々発生する異音、出力不安定につき合って原因究明していただいたのですから。
最近は殆どのメーカが 『部品がありません、修理不能です』 と云う時代。
修理に対する対応が変わってきたのはPL法制定以後??
日本のメーカはどこか間違っていると思うのです。
製造物に対して末永く安心して使えるための法律が、これによってメーカが無過失責任を問われる可能性が高くなったために 『所定期間が過ぎたモノは使わないようにさせる』 こういう逆の意識が働いている。
日本人の、モノを大切にする美徳が裏切られ、 『修理するより買った方が良いよ(安いよ)』 『そんなモノ捨てて新しいの買ったら』 と云う自己保身(自社保身)の間違った思想を植え付けようとしてるのでしょう。
つきっきりに修理した訳でもないと思いますが、ユーザのために大変な作業ありがとうございました。
次回も安心して使えるケンウッドの無線機を選ぶことになるでしょう。
(1月21日一部加筆)
4 件のコメント:
友人から頂戴した不調のTS-940Sがあるので、私もお世話になろうかな、、、
製品によって受付窓口が違います。
http://www2.jvckenwood.com/cs/service.html
こちらで相談されたら宜しいかと思います。
修理できない場合もあるようです。
情報有難うございます。
上記URLをみましたら、計測機器事業は日本毛織株式会社に譲渡したことが書かれてました。意外な企業が買収してるので調べましたら、
事業を引き受けている(株)ニッケテクノシステムの前身は、トリオの関連企業だったようです。
http://www.nikketechno.jp/jp/02comp_03.html
昔、トリオのオシロを持っていました。
へ~ 昔、ニッケの製品扱ってました。
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