TS-850Sと云えば20年モノのオールドファッション・トランシーバです。
実は最近、寄る年波かバンド切り替えの時悲鳴とも思える異音がしたり、ハイバンドのパワー低下が現われたり安心して使える状態ではなくなりました。
新機種の魅力も感じながらも TS-850S を廃棄するには後ろ髪引かれるのです。
今でも充分に楽しませてくれるこの名機、修理が可能だろうか?
他社では8年とか、10年とか、それを過ぎたモノはあっさりと修理不能宣告を下されます。
ためしにサポートセンターに電話してみました。
『ハイ、TS-850 はかなり古いので部品の調達が出来ないモノもあります』
これは決まり文句、だめか・・・
『そのため修理できない場合もありますが状況を点検して見ましょう』
『それで宜しければセンターに送って下さい』
けして断りの姿勢ではありません。何とか努力しましょうと云う感じ!
トランシーバの荷造りは大変です。もうすでに元箱はありません。
エーイ面倒だ! 発送なんてやめて持ち込んじゃおう。
横浜のセンターへ行ってきました。
問診を受け、雰囲気的には、これなら治る・・・
動作試験した訳ではない。『あまいあまい』と悪魔の声・・・
その声が聞こえてか?
受付のおねえさんの丁寧な応対で入院手続き完了。
全治回復、退院祝いが出来ればよいのですが。どうなりますか・・・
万一ダメでも頭から断るのではなく積極的に修理しようという姿勢・嬉しかったです。
修理不能で新機種導入ならこの会社の製品を検討しよう。
2011年11月29日火曜日
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4 件のコメント:
私も過去にTRIO TS-830S を所有していた(25年近く使用)時に、鴨居(だったと思う)のサービスステーションにお世話になったことがあります。
世に送り出した自社の製品のユーザーにフレンドリーな姿勢が感じられました。
きっと、治って戻ると思います。
大丈夫、実はこちらのレピータも八戸に持っていき、メーカーと問診して、送ったらすぐ戻ってきました。結果は雷のサージによる、誤動作でした。明日、高森の天文台に取り付けに行きます。明日は午後から雪マーク。オー、マイガッー。
その割に修理代はいくらかな。そんなに高くないと思うが。きっと、CPUだと思います。
治らなくても文句の言えない過去の製品に『出来る限りやってみましょう』と答えてくれた受付係。
電話で相談の時、持ち込んで現物を見せた時、部署も違うし係員も違う。
それでも何とかやってみましょうという気持ちがハッキリ見えて嬉しかったです。
変化の激しいこの時代に20年は大昔です。
治らなくてもありがとうと云いたい。
最近、特にPL法が施行されてから、殆どの会社が修理のリスクを逃れるためか 門前払い。
ある会社で修理を依頼した時、言下にに『出来ません』
『系列のアメリカ法人はやってるでしょう』と云ったら、『アメリカと日本は違います』
とバッサリ!
過去には半導体製品の永久保証を謳っていた会社。それ以来何も買わない。
ウメさんのレピータ、小難で良かったですね。お呪いみたいなサージアブゾーバ、効くんですね。多分CPUのリセットでOKになったんじゃないですか。よかったよかった!!
ACラインにもサージアブゾーバ入れましょう。
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